20372【澤田交通企画課長】 このEV車両、環境に配慮した車両を入れていくということは、もうこれは大きな枠組みの中でこれまでもうたっておりまして、先ほど申し上げましたとおり、令和3年の2月に2050年ゼロカーボンシティというのを武蔵野市は表明しているというのがまず大前提にあります。その中で、令和12年、2030年までに温室効果ガスの排出量を平成25年、2013年度比で53%削減していきますよというのは、もう出ている方針になりますので、ムーバスを運営する部隊としましては、こういうものに基づいて、化石燃料を燃やす今のムーバスから、水素であったり電気であったりといった環境に配慮した車両に替えていくのだということで、地域公共交通計画のほうにも記載をさせていただいておりますし、当然、事業者、関東バスさん、小田急バスさんのほうも、そういった形で会社としても脱炭素化を進めていかないといけないという大きな方針がある中で、市と事業者と一緒に手を携えてやっているムーバスについても環境対応していこうねということでやっているということですので、費用の面も当然考えていかなければいけないのですけれども、まず、そのCO2の排出を下げるというところで、いろいろな補助金を使いながら、結果的に今と同じようなコストで、ムーバスから出るCO2については、その1台についてはゼロにすることができるという、そういう方向性でやっているところでございます。