20591【高橋下水道ストックマネジメント事業調整担当課長】 リスクというところなのですけど、一番最後に言われたところで、管路の施設がどういうふうに分かれているかというところで、本市の下水道は314キロ入っているのですが、腐食リスクが多い腐食環境下というところに関しましては、4キロぐらい。腐食リスクは腐食環境下と一般環境下というのがありまして、腐食環境下というのはビルピットがあったりとか、そういう状況がよくないところなのですけど、一般のところでは、ただ、口径とか、また、油の詰まりとかいろいろあるのですけど、そういうところの重点重要路線に関しては87キロぐらい。そのほか、それに該当しないのが223キロぐらいあるというところです。
健全率予測式につきましては、全ての管渠全体の劣化状態の進行状況を、ある経過年数後に管路施設内で改築が必要となる割合をこれで把握することができるというところなのですけど、健全率、全管渠に対する健全な管渠の割合と、経年数の関係式であります。一般的に、この健全率予測式というのは、国総研が出しているものがあって、それだと目標耐用年数というのが47年というところになっているのですけど、各自治体で調査データをいろいろいっぱい持っているところに関しましては、独自に健全率予測式をして、独自で目標耐用年数を出すことができるということになって、国総研は全国各地の全体の中で出している数字なので、47年とかになっていると思うのですけど、武蔵野市の場合は、今点検調査が終わっている場所においては76年という結果が出ております。また今後は、市内全域をまだ調査でき切っていないので、15年かかりますので、まだもう少しあるのですけど、それが出たときに一番正確なというか、市内の管路がどうなっているかという数値が出てくると考えられます。
以上です。