16696【川名委員】 市というか、教育委員会としても、地域とか家庭に対してそういう情報をこれからも伝えていくという理解でよろしいでしょうか。
もう一つ、性教育というと、どうも何かいろいろ批判的な意見が出されてしまって、学校現場で扱いづらいという話をよく聞くのですけども、そういうことにとらわれてしまうと、結局、最後は子どもたちが確かな知識を得られないということになってしまうことを考えると、教育委員会として率先的という話ではないのですけど、正しい知識、そしてもう一つは人権教育、さっきから言っている話ですけど、これをより進めていくべきだという認識でいいのかどうかを確認させていただきたいと思います。指導要領に沿ってきちんと教えているから大丈夫だという論と、それでは間に合わないでしょう、子どもたちの今の話は情報も山ほどあるので大人ではついていけないよという考えで考えていくと、今のままでいいとはとても思えないです。それは具体的に何をしていくかというのは別問題ですけども、そこら辺は今までどおりではなくて、より1歩でも2歩でも進めるのか深めるのか、それは言葉の差なのですけども、やっていくという認識でいいのかどうかだけ、ちょっと確認をさせていただきたいと思います。今回のことが起きて、教育を今までやってきたという自負は皆さん持っていると思うのですけども、起きてしまったことは事実です。では、どうしていくのかというと、ちょっと具体的になかなか見えないこともあるので、今のままでは駄目なのだ、もう少し進めていく、深めていくという認識でいいのかどうか、ここも確認をさせていただきたいと思います。