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令和6年 文教委員会

5月17日(金曜日)

令和6年 文教委員会
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本多夏帆
本多夏帆
ワクワクはたらく現職

映像ID: 2712

17056【本多委員】  ありがとうございます。そうすると、先ほどの委員の質問でもありましたけれども、この大規模改修を経て、少し変えられるところは当然これで改善される、使い勝手がよくなる、それによる利用率の変化というところももちろん見込めてくるというふうに思っているのですけども、その後というところもそうだし、公共施設総合管理のほうでやるのですか。これはどこでそういった議論をするのか。この市民会館というもの自体は、正直、私はすごいもったいないと思っています。エリア的に離れたところに住んでいる人たちだと、残念ながら、市民会館は知らないです。今度イベントが市民会館であるけど、どうと言ったときに、市民会館はどこにあるの、知らないよというのがまず最初の反応です。市民文化会館ともやはり混ざっているから、みんな、次に、どこにあるのだろう、文化会館のことかなというふうになります。ああ、違うのだよというふうな話になっていて、では、一体市民会館は誰が使っていて私に関係があることなのかなという、そういう印象を持たれている方が市民の中では大勢いらっしゃるということだと思うのです。
 そこは先ほどの数字ではっきりと、そうだからこの1万人なのだよと言うつもりはないですけども、やはりもっと広い方々に。さっき0123のところでも話しましたけど、利用していない方が、何で市民会館のことを知らないのか、何で市民会館を使おうと思っていないのか。その方々が、例えば生涯学習は全然やっていないということだったら、何で生涯学習をやっていないのだろうかというふうに掘り下げていかないと、この施設を活用してどういう効果をもたらしていく、そのために税金を5億円入れますよというふうに考えて、そこを説明していかないと、何で自分に全然関係のない施設に対して5億円使うのという話になってしまうというか。でも、全てのものを市民が使うというわけではない。当然そうだとは思うのですけども、そんないい施設があるのだったら使いたいな、私はこういうことを学びたいと思っていたから、ここでできるのだったらそれをやってみたいと、そこにやはり持っていかないと、これを改修することに当たって、こういう人たちも来るのだったらもう少しこういう改修のほうがいいのではないかとか。音楽室のところが足りない。確かにそうかもしれませんけど、では、ほかの会議室が何で使われていないのか。そこは、それで音楽室に転用して、どんどんみんな音楽──音楽のニーズもあるかもしれないです。私も音楽は好きですけど、そうではない人たちは今度それを使えなくなってしまった。知らなかっただけだったとか。どういうふうにデータを取るかによっても、すごく難しいことだというふうに思います。今でこそ、その意味では、音楽室というふうに決めないで、いろいろな使い方ができるようにしておけば様々な使い方ができますとかという形にしていくことはできると思うのですけど、こういう話を公会堂の茶室の話でやったと思います。その辺をさらっていただきたいのですけど、どこでそれを誰が使っていて、でも、ほかにもある。こっちは全然使われていない、何でなのだとか。でも、使われていないからといって、すぐ潰してしまおうということではなくて、使われていないのはなぜなのか、それは知られていないからではないかという話もやはりやらないといけないというふうには思っています。
 なので、今回はこういう形で計画を出されて、基本的には機能の改善とか施設の中での工事をやっていくということで、建て替えとかではないので、全部新しくするということではないというふうに思うのですが、やはりこういった議論をするときに、そもそもこれは何の施設なのだっけ、何を目指して改修をしなくてはいけないのだっけ、この施設をどうしていきたいからこういうふうにするのだよと、ここにストーリーがきちんと載ってこないといけないのではないかなというふうに感じました。なので、細かい課題のところだったり、トイレがどうとかということについては当然改修していけばいいというふうには思っていますけれども、やはり今、今回の予算の書き方についてもすごい慎重な書き方をされていて、議会でもいろいろ言われると多分思っていらっしゃるというのがここから表れていますけど、これから何をするにしても非常にお金がかかるし、工事費がどれぐらいまで膨れ上がってしまうかということも大きくなってくるのは間違いないというふうに誰もが思っているわけで、その中で市内の施設をどういうふうに活用していくのか。箱物があることによって、では、箱物があるからいいよねというふうにはならないわけなので、それをどうしていきたいのかということについては、ぜひメッセージ性のある形で発信をしていただきたいというふうに思っていますけども、そこも改めて、いかがでしょうか。
 それで、改修をしている間、使えない期間がどうしても出てくるということで、この間に様々な検討──これがオープンするに当たって、もっと市民会館が活用されるような取組というところをこの時間で準備したらいいのではないかなというふうに思っているのですけども、それについての見解を伺わせてください。