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令和6年 文教委員会

9月10日(火曜日)

令和6年 文教委員会
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17544【荒井指導課長】  かなり入り組んだ御質問だったので、お答えになるかどうかというところなのですけれども、私どもも体罰の防止、熱中症予防は非常に重要だと考えています。実際に今年度、既に部活動コーディネーターを研修講師役として、体罰防止研修、熱中症予防研修を実施いたしました。
 この成果の一つとして、部活動の指導員を行っている地域の方から、自分のやった行動に対して、こういうケースというのは体罰というふうに考えられる可能性があるのかという問い返しが、コーディネーター側にあったそうです。実際には体罰に当たるものではなくて、全く問題のない行為だったわけですけれども、そのように受講した人間が自らの行動を振り返る、そういった成果が出たというところは、1つよい点だったかなというふうに思っています。
 評価方法については、参加者本人からのアンケート調査のほか、どういった形があるかということについて、今回、先日行ったばかりですので、それを基に、現在なお検討中というところではございますけれども、このような形で進めております。
 また、現在部活動コーディネーターを務めている方ですけれども、昨年度まで本市の市内で中学校の校長を務めていた方にあえてなっていただきまして、学校とコーディネーターと部活動指導員の緊密な連携ということについても、各学校を直接回ってヒアリングをして進めています。またこれとは別に指導課の職員も、校長一人一人のヒアリングを先日行いまして、こちらも緊密な連携ということでは十分行っていけるかと思っています。
 さらに申し上げますと、体罰について、拠点校方式を取るということは1つ大きな成果につながる可能性があります。といいますのは、これまで校内でいわゆる体罰が起きたとき、本市でということではなくて一般論として申し上げますけれども、学校側に子どもが訴えない理由の一つとして、訴えたことが先生に知られてしまう怖さということを挙げるケースがありました。
 しかしながら、例えば拠点校の場合は、言ってみれば自校に帰るとその指導員はいないわけです。自校の先生ではないということは、言いやすい環境というのは現状よりも整えられる可能性はゼロではありません。言いやすい環境をつくるということも併せて必要ですけれども、そういった意味では、現状よりも相談しにくくなるということはないのかなというふうに思っております。
 以上です。