17568【川名委員】 最初にすごく基礎的なことを確認したいのですけれども、部活動に顧問は必要不可欠、これは法律か何かで決まっているのでしょうか。必ずいなくてはいけないという思い込みがあるのですけど、先ほどの御答弁の中で、地域の方にもお願いできるという話があったのです。これは制度上どうなっているのかというのを伺いたいと思います。
顧問の先生はずっと、私も含めていろいろ子どもを見て、それなりにいらっしゃるのですけれども、部活動に一切出てこない方もいらっしゃいます。要は生徒が自主的に全部やっていて、何か最後だけ報告して、はい、おしまいという形にもなっていたりするし、私の知り合いの教師も、やったことも見たこともない競技の顧問をやっていて、とても大変だという話もしていて、実際この顧問というのが、何の役に立っているのかというのも失礼な話なのですけれども、いろいろな管理とかそこら辺のことも大変必要なのですが、一体何が目的でこの顧問という制度ができていて、法的根拠と現実にどうなっているのかという、すごく基本的なことなのですけど、そこを再確認させていただけますでしょうか。
もう一つは、部活の地域移行というのは難しいので、地域連携について、これまで武蔵野市の教育委員会はあまり積極的ではなかったというイメージがあったのです。まず今の部活動を充実していくような方針だったと思っているのですが、先ほどの説明だと、東京都からの指示があってこういう書き方にしたと。逆に言うと、東京都が地域移行とか連携をしないと駄目だとかなり強い意志を持って指導してきたから、こういう結果になったのか。そこがちょっと見えていないのですが、この点について御説明をお願いいたします。