検索条件なし

令和6年 文教委員会

9月10日(火曜日)

令和6年 文教委員会
  • 日程
  • マッチ
    発言
  • 発言
  • マッチ
    箇所

0箇所マッチ

17569【荒井指導課長】  部活動の顧問ということについては、委員のおっしゃるとおり、教員の中には、自分が全くやったことのないスポーツの顧問を持つというのは、正直なところよくある事例でございまして、私自身もそうだと思っています。
 初任者で初めて持った部活動はバトントワリング部とソフトテニス部ですが、私が長らくやってきたスポーツは踊るほうのバレエですので、一切関わりがありません。その後15年間やってきた顧問もバスケットボール部ですが、体育ではやったことがありましたけれども、指導という意味ではどうだったのかなと、当時の子どもたちにはごめんなさいという気持ちでいっぱいなのですが、そういった意味ではなかなか苦労している教員が多いなというのは実態だと。その辺りは委員もよく御存じなのかなというふうに思っています。
 法的な根拠という意味では、いわゆる法令については、私たちは確認を十分行っていなかったところについては反省しなければいけないと思いますけれども、例えば地教行法なども勉強させていただきましたが、そこに記載があるかというと、あったという認識はありません。
 しかしながら、例えば大会などの事前の抽せん会や、それから引率などに当たって、責任者に当たる大人の引率を求められるというところがあるのはこれも一般的で、従前まではそれが、子どもたちの在籍している学校の教員であることというのが、言ってみれば大会の条件の一つになっていた。そういったところが顧問制度の難しかったところかなと。教員が当たらざるを得なかった部分かなというふうに認識をしているところでございます。部活動の顧問について十分なお答えになっていないことについては申し訳なく思います。
 今回、東京都や国から強い指示があってこういったことになったのかというところについてですけれども、働き方改革の大きな流れの中で、部活動が中学校の教員の大きな圧迫になっているという認識の下、国や東京都教育委員会のほうから、部活動は必ずしも中学校の教員が持つ必要がないのではないかという指摘があって、こういった流れになり、東京都教育委員会の所管課のほうからも、地域移行・地域連携について速やかな計画をということで、今回通知が出たというふうには思っております。
 お答えになったかは分かりませんが以上です。