17623【本多委員】 幾つかの前向きな御意見、ありがとうございました。2つ目のほうの、闇バイトだったりとか、薬物云々、消費者関係というところは、割と気をつけましょうとかは言うけど、具体的に、では、どうすればいいのというところまで踏み込んで教えていくというところがやはり大事だというふうに思っていますので、なるべく具体的な取組というのを期待しておりますので、よろしくお願いいたします。
1つ目のほうの、子ども家庭支援センターの相談延べ件数が減少したことに人員の部分があったということが分かりまして、ありがとうございます。これによって、その採用を強化していかなくてはいけないというところで体制を考えていっていただけるということで、そちらのほうはぜひお願いをしたいというふうに思っております。
私はもう一つちょっと別の観点でこの件を感じているところがありまして、頂いているアンケートの報告書のほうなのですけれども、子ども・子育てに関するアンケート調査報告書の135ページに、中学生世代保護者の回答というところがあるのですけど、子ども家庭支援センターを利用したことがないというのが、生活困難層だと80.6%だったということで、本当に必要な方にセンターとかそういった存在、相談体制というところがやはり伝わっていないのではないかなというふうな課題感というのを持っていて、最近もちょっと私がいただいている相談の中で、スクールカウンセラーには話しているのにスクールソーシャルワーカーのことを知らないとか、何でそういうふうになってしまったのだろうなみたいな、もっとこっちに話が先に行っていれば早くたどり着けたのにみたいなことがあるなというふうに感じておりまして、様々な相談機関とか体制がある中で、市民の方にそれがどこまで伝わっているのだろうというところにすごく課題感を持っているのです。どこかの相談にはつながっているのだけれども、それが、ほかにもいろいろな相談機関がある中で、そっちに、横につながっていけないというか、もっと早くこっちで話をしていればよかったなみたいな様々なケースがあるのだとは思っているのですけれども、先ほど紹介したアンケートの報告にあるように、存在がまず知られていないとか、そこに適切につながれていないということがやはり相談件数のところにも響いてきているのではないかなということをちょっと自分としては思っていたのです。なので、適切にどうやってつながっていくのかという部分については、ちょっと全体的なお話になってしまうのかもしれないのですけども、お考えを知りたいというふうに思っております。
もう一つ、これは新しい話題ですけれども、中間のまとめの108ページに、目標事業量というのを出していただきました。大変分かりやすい資料でありがたい。シミュレーションをすること自体がすごく難しい分野だと思いますので、こういった数字を出していただいたことは非常によかったというふうに思っております。これを踏まえた上で、以前からお願いをしてきております、学童保育における、下の子の育休に当たったときの、上のお子さんの学童を退園しなくてはいけないという要件があるというふうに思っておりまして、これについてはずっとお願いをしていて、そのうちということでずっと御回答いただいているのですけれども、この中間のまとめでのシミュレーションというところが出てきた中で、今後、その部分についてはどういった動きが出てくるのかということについて聞きたいというふうに思っています。
あと、大きいのが2つありますが、これだけすばらしいと言ったらあれなのですけど、武蔵野市は様々な子ども関係の施策をやっていて、私はとても残念だなというふうに思う場面、これは今、日本全体でお話しになっていることかもしれませんけど、自分が対象から外れるということ。やっているのは分かると。こういうプランとかが出てきて、意見を求められて、いいですね、こんなにいろいろなことをやってくれるのですねと思ったときに、例えば所得制限とかで、一発で、あなたは対象外ですというふうに後からなっていくわけです。確かに予算の問題もあるし、様々な事情があって、そういう制限がついてくるというのは行政サービスにとってはあることなのかもしれないのですけれども、今年の4月から、例えば武蔵野市でも障害児の補装具の所得制限が撤廃されて、そこはなくなったと思います。そういったことによって、今、子育ての部分については、所得制限をどう考えていくのかということはもう国策としてどうするという話をしていると思います。こういったことについては、実際このプランとかを読んでいったときに出てこない情報なのです。そういった考え方については特に記載がないというふうに思っていますし、ある種、ここは政治的な部分なのかなとも思います。なので、これだけ施策がいっぱいあって、これについての意見を募集して、結局自分は対象外だったというのが、私はとても残念だと思っているのですが、武蔵野市の場合は特に所得制限に引っかかる層というのが非常に多いというふうにも言われていると思いますので、その辺りについてどうお考えなのかということについて教えてください。