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令和6年 文教委員会

12月11日(水曜日)

令和6年 文教委員会
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17777【岡児童青少年課長】  自然の村の自然とは何かという難しい話だと思うのですけども、柵については、やはり導入に当たって庁内でもいろいろ議論がありました。自然の中に行くのに、柵の中に囲われたような自然の村に行って、それが果たして自然の村なのかというところでありましたけれども、やはり個人が山に行くのと、行政ないしは地域の人間が他人の子どもたちを連れてジャンボリーのような事業をやるのでは、リスクに対する許容度ですとか責任というのが全然変わってきます。そういう中で、今回、やはり物理的に熊の侵入を防止するために柵を造ろうという形になったのは本当に苦渋の決断というところです。おっしゃるように、とはいえ、柵に囲われたのがありありと見えるようなところでは何かそこは興ざめの部分もございますので、柵を造る部分につきましては、実際かなりキャビン地区から離れたところに大きく取っております。でも、今度、あまりにも大き過ぎますと管理が大変になりますので、そこら辺のところの勘案をしながらルート決めをしているところでございます。本来、キャンプ場ですとかそういう自然の中というのは人工物がないほうが望ましいのは、それにこしたことがないのは当然なのですけれども、先ほど申し上げたように、まず市としても、これだけ熊の出没数が増えているという近年の状況を鑑みると、やはり行政が造る施設ですので、何かしらの対策を打っていかなければいけない。その中で、これ以外にもいろいろ機材の話ですとか、害獣撃退装置の話ですとか、トレイルカメラの話ですとかいろいろ考えてはございますが、やはり物理的抑止力としては柵が一番効果があるという結論に達して、造るとなったということでございます。