14785【向田男女平等推進担当課長】 このジェンダーギャップ指数につきましては、4つのカテゴリーで数値を出しています。申し上げますと、教育と健康と政治と経済と。この中で、教育と健康の2分野は日本はトップクラスなわけです。低いのは政治と経済の分野。何かといいますと、国の議員ですとか、地方議員における女性の割合ですとか、それから、企業における経営層の女性の割合ですとか、そういったところでの女性の参画の割合が低いために、ジェンダーギャップ指数は下がっているというのが現状だと思います。
武蔵野市で言いますと、市議会の中でも、これは武蔵野市で見れば低いほうではないと思いますし、経済のほうではちょっと分かりませんけれども。ただ、要するに意思決定の場に女性がどれだけ入っていて、女性としての意見が政策なり経済の中で反映されるかというところがやはり大きいのかなというふうに思っております。ですので、このジェンダーギャップが改善されるということは、つまり言えば、政治、経済の分野での女性の参画が増えてくると。そうなってきますと、男女平等は推進していくと、結果的にはそうなってくるかなと思います。