15247【道場委員】 私が今心配しているようなこと──私の今の心配というのはこの後言いますけど──をきちんと補完されるようなことを言われたので、少し安心しているのですが、何を心配しているかというと、いわゆるこういう、ある意味オーソライズされた委員会というものは、要は敷居が高くなってしまうというか。そうするとそこから下りてきたものに対して一般の市民の人たちは、いや、偉い人──偉い人って当然全然偉くも何でもないのだけど。世の中には偉さなんて本来はないのだから。そこに、でも何かそういう学識経験者とかということになると、必要以上の遠慮が働いて、その後、いや、こう決まったのだから言えないねみたいな風潮は、一般のまちでよくあるのです。
それこそ、ここの建物自身──建物というか、土地もそうですけど──を買い取るときに、やはり地域の方々から、ぜひ環境を考えたりして市のほうで何とかならないのかという意見も多く聞いて、こういう運びになったではないですか。それは恐らく認識は皆同じだと思うのです。今言っている心配というのは、この委員会というのが物すごく遠慮されがちになってしまうと、せっかく市民の資産として活用していくということに対して、敷居が高くなってしまうのではないかという心配をしていたのです。そこで今課長のほうからは、いろいろなところで出てきた意見をきちんと綿密に伝えるということをおっしゃっていたので、そこはさっき言った安心した理由なのです。
ちょっと深掘りというか、ちょっと深く入りますけど、連携をどうやってやっていくか。いろいろなパターンはあると思うのですけれども、委員会が今言った、心配しているような、市民の方々から見ればちょっと遠慮がちになる、そうならないために、どういうような手法を取っていかれるか。今少なくとも思いつかれることだけでも答弁いただければ。お願いいたします。