15345【藪原委員】 いや、でも私が思うのは、先ほどの答弁の中では、例えば公会堂にはスタインウェイとヤマハがあって、ヤマハはスタインウェイの6割程度の使用率だという御答弁があったように、もちろんスタインウェイは多分ブランドそのものが有名、著名なものだということは分かるのですけれども、ある程度ピアノに精通した人がこれまでスタインウェイを選んできたわけですから、例えばファツィオリにしたって、そこまで知らないものなのですか。例えばあるコンクールなんかではファツィオリのほうが人気があったりという話も、ちらっとネットのいろいろなのを調べている中で見つけたりはしたので、やはりこれはアンケートを取ったほうがよかったのではないかなというふうに思うのですけど。
逆に言うと、ファツィオリを入れましたと大々的にやって、認知度が上がってくればと先ほど御答弁しましたけれども、それを見た人たちは、何それと思ってしまうかもしれないですよね。そういう御答弁ですよね。その辺心配ないのですか。これはちょっとどう考えているのか、本当に聞かせてほしいと思います。
それから別の質問ですけど、スイングホールの施設というのは、これはどういう目的を持って設計されているのかということを聞きたいと思います。名前がスイングになっていることもあって、ジャズがメインかなというふうに受け取って認識しているのですけれども。たしかそういう説明をどこかで受けた気がするのですけれども、そういう意味ではこれまでジャズの演奏があまりないように思えるのです。これまでのジャズの年間の演奏数、ピアノの発表会など、このジャズも含めたピアノを使ったイベントは、年間どのぐらいやられているのかなということをちょっとお聞きしたいと思います。もちろん直近はコロナがあったから、なかなか数字的にもあまり参考にならないと思いますから、コロナ前の数字で構わないので、そこをちょっとお伺いしたいと思います。