15349【馬場市民活動推進課長】 ピアノのサイズのお尋ねだと思いますけれども、フルコンサートサイズですが、こちらはもう一つ、一回り小さいサイズもございまして、これはファツィオリに限らず、スタインウェイもヤマハもサイズの違うピアノをそろえております。一般的には、例えば練習用ですとか伴奏用として、ピアノが脇役のような形での使い方、あまり音を出したくないような、目立たせたくないような使い方の場合には、フルコンサートサイズではなく、一回り小さいサイズを使う場合が多いと聞いてございます。
ただ、今回のスイングホールにつきましては、単なる伴奏用のピアノということではございませんで、今までもそうですけれども、メインの楽器として使われる用途が多く、これからもそのように使われていくというふうに考えてございます。そうしますと、この主役になり得るピアノといたしましては、ホール全般、他市もそうですけれども、フルコンサートサイズのピアノを置くことが一般的で、それが本来のピアニストの力量を発揮できるサイズだというふうに聞いてございます。
例えば他市でも、三鷹市さんですとか小金井市さんにもホールがございますが、大ホール、小ホールと持っておりますけれども、150席程度のホール、あるいは250席程度の小さめのホールであっても、フルコンサートサイズのピアノを置いているところがほとんどでございます。
ですので、本来であれば、スペースに余裕があって予算的にも余裕があれば、フルコンサートサイズのものと、あとは脇役としても使える、小さめのセミコンサートサイズをそろえて使い分けられると、よりよいのかもしれないのですが、こちら、スイングホールにつきましては、ピアノ庫のスペース上の制約などもございまして、1台しか置けないということから、今回フルコンサートサイズで今までどおりのサイズのもの、このスイングホールの顔になり得るピアノを、ぜひ導入したいと考えてございます。
以上です。