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令和6年 総務委員会

6月20日(木曜日)

令和6年 総務委員会
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15351【馬場市民活動推進課長】  2点お答えしたいと思いますが、現状から申し上げますと、文化会館は大ホール、小ホールがございまして、こちらは、今フルコンサートサイズのピアノは、スタインウェイ3台をローテーションで回しているところでございます。ローテーションで使うことによって消耗を防いで長く使い続けられると、そのような考え方から、今、文化会館のホールで使えるフルコンサートサイズのピアノはスタインウェイのみになっております。ただ、先ほど申し上げました伴奏などでの脇役としての利用として、セミコンサートサイズのピアノも選択はできますので。ただフルコンサートサイズとしては、スタインウェイ3台を使っているという状況です。
 こちらは仮に文化会館にファツィオリを持っていくとなりますと、単純にこの3台プラスファツィオリであれば、ファツィオリかスタインウェイを選べるということで、選択肢の幅が広がる、利用者にとってもメリットがあると思うのですけれども、もしそのスタインウェイ3台のうち1台をスイングに持っていってということになりますと、文化会館でのホール利用、今までのホールの運営の仕方に、少し制約が出てくるかなと思っています。
 大ホールと小ホール、2つのホールがありますので、それで2つのスタインウェイとファツィオリ1台となりますと、ややこれまでのローテーションの考え方を変えていく必要があるので、そこに課題があるということと、あとは今の文化会館のスタインウェイにつきましても、もう20年近くたっているものが2台と、あと30年以上たっているものが1台でございまして、ローテーションで使っているからこそ長もちできているのですけれども、これをスイングホールに持っていきますと、非常に利用頻度が高いホールでございますので、今の文化会館のスタインウェイでは、スイングホールでの利用状況にはなかなか厳しい状況があるのではないかということを、現状の保守業者からは意見をいただいているところでございます。
 これが現状でございまして、もう一つ、この武蔵境のスイングホールにファツィオリを入れたいということにつきましては、どうしてもスタインウェイはどこでもあるピアノではありますので、スイングホールにも文化会館にも公会堂にもあるピアノでございます。
 ですので、今後このスイングホールのホールとしての差別化ですとか、魅力度を高めていくためには、これは市内の施設だけではなく、ほかの自治体のホールとの差別化も含めて考えていきますと、このファツィオリをきっかけにして様々な音楽の事業にも力を入れながら、このスイングホールや武蔵境エリアの発信をしていける、一つのきっかけになり得るのではないかなと考えまして、文化会館ではなく、武蔵境のスイングホールにぜひ導入したいと、そのように考えた次第でございます。
 以上です。