15403【道場委員】 さっき導入のときに市民アンケートがなかったという話もありました。アウトです。スタインウェイを入れると言ったら、それは何もそこはあれだけど、新しい契約というか、導入が変わるわけです。そこに全く市民のそういうアンケート。例えばこういう案が出ましたけどどうでしょうかといってちょっとでもあれば、まだ何となくあれだけど。
去年の予算要望で入っていて、確かに市民活動担当部長が3月の予算委員会のときにここでおっしゃられています。「161ページをお願いいたします。スイングホールの管理運営」からどうのこうの。開館当初から使用してきたグランドピアノの更新に係る費用となりますと書いてあります。きちんと調べてあります。だから出てきたのだなと思って。もうこの当時は、まだどういうものが出てくるか。ファツィオリでございますとかと書いてあったら、そのときから調べていたかもしれない。そこまではさすがに調べていなかった。ええっとなってしまって。こう書いてある。
だから新しいものを導入するときには、それだけの選んできた耐久性のある言葉が必要なのです。何度もこれは、本当に最終的には公金、税金の使われ方として、みんながそうだなと言わない限りは駄目なのです。だからおっしゃられたけど、そういうことでいうと、今ここにいらっしゃる市長が、別にこれがいいといって決めて。
ここに議案として上がってきたわけだから、間違いなくそこで一旦フィルターがかかっていて、これでいいのかという話は当然されていると思うのです。そこで我々がこうやって大騒ぎしているような問題が、当然されていると私は思うのです。こんな為替が大変な時期にこんなものを出していいのかとか、イタリアから買ってきて部品はどうするのか。そこまではそういう世界にいらっしゃらなかったからあれかもしれないけど、少なくとも市民が納得するかどうかというのを話されていたと思うのです。そこはある種最終的には政治判断にはなるのです。
大体その細々した話はここで出ました。為替の話やホールのサイズ感にしてもそうだったし、国産でもいいものがあるのだけれどもどうだとかの話もしたわけです。誰が決めたかという話だと、今の話ではないけれども、今年度の予算に予算要望から上げたというから、去年の恐らく今時分から少し話をしていて、去年の夏ぐらいに大体出てきたのだろうと。だからそういう形で上がってきた。
ではもう1回聞くけど、そこで上げてくるときに、我々が今こういうようなことを恐らく言うだろう、言われるだろうと。出なかったのですか。ファツィオリというものをいわゆる上申するに当たって、大丈夫かなと、そういうのってなかったのですか。
もう一つ先に言っておきますけど、スタインウェイも随意契約になると。恐らく販社からそうなっているのだけど、流通量が違うとあちこちに実例が出るから、比較できて、絶対そんな悪いことができなくなってしまうのです。悪いことと言うと変だけど、偏ったことができなくなってしまうのです。だからそれはそれで、ある意味の別の担保ができてしまうわけ。流通量が少ないと分からないので、比較できないのです。おまけに随意契約になってしまうと、そこの言うことしか聞かなくなる。
それと、代理店の社長さんは必ず言います。いや、もし何かあったら、これと交換して取りあえず使ってと。それはいいことを言います。でも実際問題としては、例えば、この5か所、6か所あるところで2台壊れたら、ではどうするのですかとか、そういうことにもなるし、その流通量が少ないというのは、数が少ないと数値の安定というのは難しいものでしょう。いっぱいあるから平均値って取れるわけだから。だからそういう点もあるわけです。
だからそういうことでいうと、今年度の予算に上げた経緯の中から、こういうような新しい機軸のものを入れるということに対してしっかり議論されたか、またどういうことで最終的にはこれでいこうということになったか。一応、恐らくそういうことでいうと、事業団のトップの裁可というか、許可を取ったのだと思うのだけど、最終的に上申していく中でどういうプロセスになったか、ちょっと説明していただけますか。