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令和6年 総務委員会

6月20日(木曜日)

令和6年 総務委員会
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15441【小美濃市長】  政策をつくるときに、決定するときに、いろいろあります。市民の意見を聞く場合もありますし、聞かない場合もある。時間的な余裕もなくて、聞けない場合もあります。ピアノを買い換えるときに、スタインウェイがいいですか、国産がいいですか、ファツィオリがいいですかというアンケートは取っていなかったということですけど、それはそういうこともあるかなというふうには思っています。全てに対して市民の声を聞くというのは、これはなかなか物理的にもできません。
 では値段で区切るのかという話もあるかもしれませんけれども、それもなかなか難しいかなというふうに思います。今回のピアノの選定は、ピアノを例えばパイプオルガンに変えるとか、これは全く大きな転換です。ホールの造り方も変わってきます。なのでそれは市民の意見等を聞くかもしれません。ピアノの種類、もっと言うとメーカー、ブランドを変えるのに市民の意見を聞くかなというのは、ちょっと私はどうかなというふうに思っています。
 もちろん聞いたほうがいいと思います。聞けるなら聞いたほうがいいと思いますけれども、全ての政策に対してそれはなかなか難しいと思いますので、今回に関しては、スタインウェイという世界的に有名なピアノと、それに準ずる。僕はほぼ同じと考えていいと思いますけど。先ほどショパンコンクールを例に出しましたけれども、ショパンコンクールって、もう世界でもトップクラスのコンクールです。そのコンクールに使われているようなピアノだとするのだったら、これは同じとして考えていいだろうというふうに、私は判断をしました。
 先ほど意見が違うのですねと言ったのは、これから約20年間使うピアノが、今は国産ではないと僕は思っていたので、そこは多分違いますねという言い方をさせていただいたのです。なので、市民参加をしなかったからいいとか、悪いとかという判断は、私は今回していません。今回は、とにかくもう事故を起こしてはいけない。まずそれが一番です。だからすぐにでも買いたいという気持ちが一番です。
 その汎用性からすると確かに国産という選択もあるかもしれないけれども、今回は、先ほど言いましたが、コロナのときに芸術に触れられなくて本当に悶々とされていた方もたくさんいらっしゃると。そういう方からすると、やはりスタインウェイレベルのピアノというのが本当はいいのだろうなというふうに。本当はいいのだろうというか、スタインウェイがいいという考えもあると思います。
 ただ、武蔵野市内にも何台もありますし、先ほど来の答弁と同じことになってしまうのですけれども、今回はショパンコンクールにも使われているような、スタインウェイとも本当に同額なピアノが、しかも安く手に入るということであったので、こちらを選択したということでありますので、そこに今回は、ピアノのメーカーを決めるのに市民参加が絶対必要かというのは、ちょっと私の中にはなかったです。