15791【さこう委員】 ありがとうございます。やはりお子さんが一緒に来るという方がすごく増えている中で、課題が、今おっしゃっていただいたように、お子さんしか話せないといろいろな、例えば学校から来る書類もそうだし、市から来る書類も全部子どもが読んで翻訳してとかという役割を担わなければいけないみたいなことも起こると思うので、日本語を習うところの支援というのはなさっていると思うのですけど、そこはもっと活用していっていただけるといいのかなと思っているのと、一方で、大人ではなく、日本以外の国にルーツを持っている子どもたちが日本で育つときに、母語の支援というのも同時にすごく大切になってくると思うのです。
やはりアイデンティティの確立とか、あと家族関係で、今親御さんが日本語が話せなくてお子さんが日本語が話せるときに、では家庭の中で何語で話すのかとかとなったときに、やはり母語の支援がないと、家族形成にも課題が出てくるみたいなことは結構言われているところで、母語の支援を今あまりしていないかなという認識なのですけれども、そこの課題はどのように認識されていて、これから取り組んでいかれる予定というのはありますか。