16000【道場委員】 非常に客観的な表現を使われる、私は気持ちを聞いたのですけど。実は正直な話残念だったとか、本当はこうあるべきではなかったとかという、むしろそういう気持ちのほうがここは大事なのかなと思ったのです、客観的にどうかというよりも。というのは、それがないと、ずっとこうなっていくのかなと思うわけです。何でもそうなのです、いつも言っている話で、失敗したときにこそ、人間というか、真価が問われるのです、そこで腐ってしまうか、頑張ろうかといって。だから、せっかくこうやって事業団が頑張っていて一緒にやっていて、取られてしまった、仕事がなくなってしまったということに対して、猛烈にやはり反応してほしいわけです、これでは駄目なのだといって。それが直らないと、ずっと取られっ放しになっていきます、仕事がなくなります。私はそう思うのです。だからむしろ今は、どういうお気持ちでしたかということをあえて、あまりいつもは客観的にばかり聞く人間なのであれなのだけど、あえて感情的に聞いてみたのですけど、それはそれで結構です。いずれにしてもそんな思いです。
それともう一つ、ちょっと話を言っておきますが、この審査の講評を点数のついているものと頂いたのです。これはすごく親切なのですけど、資料の作り方として、3ページ目、わざわざ最優秀提案者、次点とか、3番目に3位、4位と書いてあるのです。3位のところに実績も評価があるとかとなると、これは分かってしまうし、これは気をつけられたほうがいいと思いますので、これは一言言っておきます。これを見て私はまたびっくりしてしまって、あれっと思いました。だから、資料の作り方も気をつけてください。
料金のことも聞きましたよね。
結局、さっき、何で指定管理者制度が20年ほど前に、規制緩和から来たわけだけれども、取り入れられたかという話の中で、もともとは何でもそうなのだけど、経費の問題とかもあるけれども、最終的には、サービスを享受する市民の方々への利便が図られるということがやはり一番大きいわけです。今回それがあって、公募をやって、でも公募というのは、いわゆるプレゼンテーションをやるわけだから、それが本当にできるかどうかって結構難しいではないですか。これまで何かいろいろな事業がたくさんある、例えば食べ物でも飲物でも一般的にずっと長く続くものが幾つか出てきて、味とか値段とか供給体制とか、それで調べるものだったらいいけれども、このサービスを今回3つの施設でやるに当たっては、結構皆さん夢を語って、それを信じてしまうと、どれも恐らく悪いことなんか何も書かないと思うのです。それに関してこれだけ選定する委員の方々が、今部長もそこにいらっしゃいますけれども、関わって偏らないようにはされたと思うのです、6人。これに関して、点数をつけるときに評価、本当かなとか、現実的にそういうことができるのかなという、いわゆる実現性という見地というのはずっと持ってされていたか。当然していたとおっしゃるのだけれども、何をもっての根拠かという、要するに、事業団が選ばれなかったということは、そこに何か問題点、差がついているわけです。恐らくそこを意識されたと思うのですが、どういう見地で臨まれたか、ちょっと説明いただけますか。