16435【橋本委員】 国の方針として、会計年度任用職員の期末勤勉手当についても常勤職員の支給月数に合わせることが望ましいということが出されていて、それは、私が3月に聞いたときもそういう答弁なのです。しかし、武蔵野市は今までのところそういうふうにやってこなかったので、それをやはり是正の必要があるということで、そういう案が議題として今出ているのだけども、そのやり方というかスピードが、4回更新の5年間という会計年度任用職員の1つの区切りの中では、やはり2年度をかけるというのは時間がかかっているのではないかというふうに思っているわけです。
それで、最後に1つお聞きしたいと思いますが、会計年度任用職員の待遇については、結局、常勤職員とかと違って、労使交渉で、そこでお互いの立場がありますけども、そこでいろいろ交渉をやって、最終的に何らかの結論が出るというやり方ではなくて、そこの場で会計年度任用職員の方の待遇についてはほぼ議論されない。されないで、どうなるかというと、結局市のほうで担当もしくは関係の部署で数字を決めてきたということが実態だと思うのです。それは歴史的にそうだったから、別にそれがいいとか悪いとかということをここでは言っているつもりはないのだけども、現状そうだということですね。
なので、結局、ほかの自治体でどういうやり方をやっているかというのについて、私は詳細に把握しているわけではないけれども、職員のいろいろな労働条件とか、そういう待遇の問題については、やはり労働組合があって、そこでいろいろな交渉があって、一定の議論がなされて、当事者の意見、当事者の主張を含めて、それで反映されていくものだろうと。それは別に公務労働に限らない、民間の労働だってそうです。会社だってそういう組合で労使間のいろいろなやり取りがあると。そういうことが、いい悪いは別にして、現実的にこの会計年度任用職員、武蔵野市においてはなかなかそういうことは実現してこなかったということは、私はやはりこの待遇の改善の遅れと関係していると思います。それについて、どうやってこの会計年度任用職員の待遇について今まで決められてきたのか、それから今後どうしようと思っているのかをお聞きします。