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令和6年度予算特別委員会

3月13日(水曜日)

令和6年度予算特別委員会
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宮代一利
宮代一利
ワクワクはたらく現職

映像ID: 2684

21376【宮代委員】  ぜひお願いしたいと思います。結局最終的に、議会も、もちろん行政もそうですけど、最後は予算の配分をしている、公金を分配しているという仕事をしているわけで、そのときに、やはり評価が非常に重要であると。事業ごとの評価の比較というのは大切で、先ほど申し上げた、民間の場合は割と単純なのです。横軸に発生確率、縦軸に額を書いて、それをプロットしていって、その2つを掛け合わせた結果、そのポイントが高いところから順番に取り組みましょう、今回はここでストップねと。ここまでやるねという根拠は、コストがここまでしかないので、今期かけられるお金はこれしかないから、ここまでの事業で終わりますと言えるのですけど、市はなかなかそこまで今やれていないのかなと。よく分からないですけど、取捨選択はどうなっているのですかというところはよく分からないというところがちょっと見えにくいなというのが正直な私の感想です。
 今回、市長が保健センターの増改築について一旦立ち止まっていただけたのは、これは大きな一歩だったと思っています。これが全員協議会を経て、やはり意見をきちんと聴いてから、それを反映していこうということでやっていただけた。私、これは実はリスクマネジメント、あるいはコストパフォーマンスという名称がそぐうかというとちょっと疑問があるのですけれども、その両方の側面があると思うのですけども、40億が70億になった、だから一旦止まります、今何となく流れとしてはそうなっていて、その30億のギャップということに対して、感覚的に、これ高過ぎるよねって言っているのだけど、それをどこまで評価しているのだろうというところがいまいち見えていないなというふうに思っていて。
 もう一つ気になるのは、先ほど、この複合施設を造るというときの説明で、有識者会議を積み重ねて複合施設を肯定されましたよねという説明になっています。あのときの複合施設に関する有識者会議の資料をもう一度読み直してみると、いろいろあれもできたらいい、これもできたらいいというのがぶわーっといっぱい、もう本当に夢が膨らむ答申だったのです。それで、40億というお金で多分キャップをかぶせて、できることを入れていこうというふうになっていたと思うのですけど、あの有識者会議の結果をもって、今後も議論を進めていいのかなということについては、私は甚だ疑問に思っています。要するに、コストパフォーマンスという言葉はそぐわないというものの、そこにはコストは必ずかかっているわけだから、保健センターの複合施設の部分のみにとどまらず、全体として、かかるお金と出てくるパフォーマンスのバランスについてどんなふうにこれから考えていけばいいのか、どういうふうに考えようとしているのか、御意見を伺いたいと思います。