21418【恩田副市長】 外環のお話とともに、日本全体の人口減少と交通の問題という捉えどころをいたしますと、様々ですよね、考え方は。ただやはり、地方の置かれている状況と、東京の一極集中の中で人口がまだ維持され、今後も武蔵野市みたいに減少の方向には移っていないという状況もございます。それから、車の需要の問題もございますけども、先ほど市長がおっしゃいましたように、少なくとも首都圏域から武蔵野圏域エリアについては、車の移動はやはり維持されている状況でございますので、その中で、やはり今の交通体系が満足されているかというと、そうではない状況にございます。ただやはり、スプロール現象、人口がどんどん増加して、それで郊外のほうに移っていって、それで住宅が向こうのほうにできて、どんどんスプロールになっていった状況とは、もう今は違う状況にございますので、そのときに、都市計画で、昭和37年を中心にしながら引かれた道路が、このまま維持すべきかどうかというのは、議論が、論点があると思います。そういう意味では、国のほうでも、都市計画変更という措置も考えながら、やはり今後の方向というのを考えるというところはございますので、東京都におきましても、四次計画のほうで都市計画道路の見直しというところも出しておりますので、その中で今検討されていると。ですから、五次計画というのがあるかどうかは今後の議論になるのですけども、その中でもそういった考え方が織り込まれながら対応されていくというふうに考えております。