21428【山本委員】 御答弁いただきましたが、私はこの点は、やはりちょっと抜かっていた点があったのではないかというふうに私は思っていますので、ここは訂正するのだったら、少なくとも書いてあることを変えるということは、ペーパーを出す必要がある、ホームページにも出す必要があると思っていることをお伝えしておきたいと思います。
あと、あまり時間がないので、端的にあと3点ほどお話をしたいと思います。
1点目は、小美濃市長が選挙のときに出された点で、80歳まで働ける職場、武蔵野市公共サービス公社創設というのがありまして、年金プラス5万円あったらというようなことも書いているわけなのですけれども、外郭団体として、この公共サービス公社をつくるように読めるわけなのですけれども、私は、かつて小美濃市長が所属していた会派の方の中には、外郭団体を増やすことに抑制的な人、批判的な方もおられたと伺っておりますけれども、これは外郭団体を増やしてでもやるという方針でいいのでしょうか。
2点目、災害対策に関連してなのですけれども、CO2の削減も訴えられているし、能登半島地震のこともおっしゃっていますが、日本は原発が存在しておりまして、武蔵野市からあまり遠くないところにもその立地があり、稼働もあります。事故が万一起きた場合に影響は避けられないと考えております。ですから、私は、施政方針でも書くべきだったと思います。災害対策を充実して、放射性物質の汚染から市民の健康を守るという点からすれば、原発に頼らない、そういうエネルギー政策は必要だし、また、災害対策としても、武蔵野市は原発を造る立地はもちろんないと思いますので、災害対策としては、脱原発ということは必要だと考えているのですが、これを書いていない理由というのは、同じ意見ではないかもしれませんけれども、私はやはりやるべきだと思っているのです。考え方を変えたほうがいいのではないですかと──いや、笑い事ではない。本当です。私はもうずっと訴えているわけなのです、学生時代から一貫して。そして事故が起きた。だから、こういうことに関しては、市長の施政方針には一行も脱原発の「だ」の文字もなくて、誠に失礼ですけれども、やはりCO2だって出すのです、原発は。ここは考え直していただきたいと思います。
3点目なのですけれども、これもこちらの選挙のときの資料からでちょっと恐縮なのですけれども、ここで、公約の中で、無駄を省き、日本一市民のために働く市役所とか、日本一隠し事がない市政とか、日本一というのをすごく多用されているわけなのですけれども、別にその日本一というのを誰かが把握するわけではないと思いますし、一生懸命働いていただくことは大切なことだと思いますけれども、市民のために働いていらっしゃると私は思うのです。だから、ここで市長が、無駄があるとか、日本一にしなくてはいけないとか、隠し事があると思われたのはどの辺を指しているのか、なぜ日本一を使われたのか、伺いたいと思います。以上3点です。