21436【齋藤財政課長】 まさに大野委員が今おっしゃっていただいたとおりでございます。今、六長調のほうの差分50億ということも御紹介いただきまして、おっしゃるとおりでございます。基準日に関しましては、令和5年6月の時点で六長調のほうの財政シミュレーション、財政計画を作成させていただいてございまして、なかなかこの間の、これまでの調整計画、長期計画で掲げていた財政シミュレーションというのは、恐らく物価もほぼ変わらないところでの予想だったので、それでもずれはするのですけども、この間の部分に関しましては、作成したものとしましては、なかなか厳しかったなというところで、一部反省している部分もあるところでございます。
分析のほうは、ずれに関しまして、どういう理由でずれたというところは、もちろん分析のほうをしているところでございますし、御紹介していただいたとおり、扶助費は児童手当の部分もございますし、あと、コロナとかインフルエンザがはやった関係で、医療費助成が非常にこの令和6年度は伸びたなというところで思っているところでございます。物件費が一番大きいぶれでございますけれども、ここに関しましては、やはり国の標準化対応、住民情報系等のパソコンの入替えがなかなか確認ができていなかったというところで、10億を超えるここのぶれがございました。そのほか、クリーンセンター、資源物回収等の物価上昇──物価上昇率は物件費には掛けてはいるのですけども、一定、財政計画上も掛けてはいるのですが、ちょっとそこを超えるような部分がやはり目立ったなというところでございます。補助費に関しましても、やはり東京都のほうの、こちらは制度がかなりございまして、都補助も実は20億円ずれて増しているというところもございます、歳入面では。そういったところでなかなか読み切れなかった。投資的経費はあまり大きくぶれはなかったのではございますけども、中身に関しては少し増減ございましたので、この辺のところに関しましても、しっかり注視していかないといけないなというところでございます。