22035【川名委員】 確認したいのですけど、これは販売可能ということですよね。補助金が、受けた以上何年間使わなくてはいけないとか制約がかかってくると思うのですが、そういうのは特にないという理解でよろしいでしょうか。環境啓発に使うというのは確かに一つの手なのですけども、あの車を見ても、水素ですとでっかく書かないと、誰も分からないです。普通の車と同じだし、たまに車に詳しい人が、水素カーだなと走っているのは分かるけども、だからどうだという話ではないですか。ほかの民間の人、普通の人も使っているわけだし、ほとんど効果ないですよね。そうだったら、逆に庁用車の効率性としてどう考えているのかという視点はないのですかということを聞いているのです。せっかく車があるのだったら、週に1回しか使わない車は、はっきり言って無駄でしょう。副市長だけではなくて、ほかの職員さんだって車を使うときもあるし、いろいろなカーシェアをして、使うときがあったら使ったほうがはるかに効率的ではないですか。そういう発想はないのでしょうか。
環境政策と相談するというのだったら、それこそ水素ではなくてEVではないですか、今の時代は。クリーンセンターを造るときに、たしかクリーンセンターで発電した電気をためて電気自動車を走らせると、そういう話もありました。そういう車のほうが、はるかに環境政策としては優れていると思います。こういうことを考えないといけないのではないでしょうか。今回ムーバスの水素からもう1回確認をしたのですけども、あまりにも非効率ですという発想は全くないのかどうか担当課に聞きたいですし、今すぐというわけではないのですけど、これは市長に確認をしたいのですが、無駄というのは言いづらいかもしれないですが、もっと効率的に考えていくべきではないですか、こういう水素の車は、ということをもう一度伺いたいと思います。
次の質問です。目安箱のことについて他の議員からもあったのですけども、これ、ちょっとイメージが湧かないのです。市民の方からいろいろな意見を聞きたいというのはいいですし、手軽に寄せていただくというのはとてもいいことなのですけども、市長への手紙が来ています、目安箱にも来ています、意見が全く違います、あるいはその内容が違うということになると、どっちをどう選んでいくのかという、そういう市民意見をどうやって把握していくか、何か考えていらっしゃるのでしょうか。これは総括のところでも聞いたのですけども、14万市民の意見を聞くことは大切ですけども、その意見をどう把握して、どう整理して、どうやって次の政策に結びつけるという、ある程度手順を考えておかないと、聞きっ放しになります。それは一体どうなのかという話にもなるし、提出した市民にとっては、この意見どうなったのと、やはり知りたくなるところではないですか。その辺のシステム構築というか、流れをつくっていらっしゃらないのでしょうか。
要は、いたずらに──いたずらというのは失礼なのだけど、いっぱいツールはつくったはいいけど、それを使いこなさなければ、並べているだけで、逆に職員の負担が増えるばかりになると思いますけれども、この点どうお考えになっているのか伺いたいと思います。