22193【宮代委員】 この事案だけではなくてほかでも今起こっていることは、基本計画の時点で、面積に大体の単価を掛けてはじきます。そして基本設計をやると跳ね上がりますというのは、もうこれは今繰り返し起こっているわけです。その先の基本設計から詳細設計に行ったときにどうなるかというのは、私もあまり過去の事例をつかんではいないところなのですけど、その時点も含めて、機能と仕様、要するに建物の仕様、それから金額、これをどういうふうに積み上げて考えていくのですかということが非常に重要で、金額をある程度のところの高さで決めておいて、その範囲の中で機能も考え、仕様も考えていくという必要性も、今だんだん出てきているのではないかなという流れもあると思うのです。
先に機能を決めてしまって、仕様を決めて出した。そうしたら、やってみたらお金が上がったから、ではしようがないから増やしましょうという、このストーリーは、もう今や成り立たないのではないかなと思っていて、この事案についてもそうならないことを私は祈っていますけれども、必ずしもどうなのか分からない。先ほどの派遣参事の御説明のとおりで、今は分からないことですが、そういったこともリスクとして私は考えにあるということはお伝えしておきたいと思います。これはこの案件だけではないので、ここで申し上げておきます。次に行きます。
今のことについてもし御見解があれば、特に副市長、うなずいていただいているので、いただきたいと思います。