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令和6年度予算特別委員会

3月15日(金曜日)

令和6年度予算特別委員会
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22194【恩田副市長】  御指摘はもっともなことだと思っております。実は、今まだ基本設計で上げた案件というのが、根本的に基本計画の段階で出した概算というのは、款が違うところでも担当者から説明がありましたけれども、規模感的にはおおむねの規模感、面積がこれぐらい、それに平米単価を掛けてと。平米単価の根本は何かというと、公共施設等総合管理計画で出されている平米単価、これが令和3年4月を基準に考えた単価なのです。それでおおよその億単位での概算を出させて提示しているというところなのですが、その後、基本計画を基に基本設計をしますと、当然いろいろな要望も細かくなってきて、それで一定のやはり設計ですから、もう図面もできてプランもできて、大体ボリューム感も確定してきてと。
 そこに加わったのが労務単価、資材単価の高騰。それで1年たてば1.2倍、もう1年たてば1.3倍、1.4倍という形で、要するに同じ仕様であったとしても、その単価というのが社会的に上がってきてしまっている状況の中で、では基本計画で出した面積が基本設計で絞れているかというと、そこもまたちょっといろいろな矛盾があるところがあるので、基本設計で出した価格というのがかなり跳ね上がっていると。大体これまでの経緯でいくと、1.2倍から1.4倍、1.5倍という形になっているのも実態だというふうに思うのです。
 ですので、保健センターもそうでしたけれども、これから議論になるのかもしれませんが、その問題につきましても、今言ったような流れの中での問題が生じていると。一昨日話のあった改修工事についても、そういったような流れの中で起きている現象だという認識は、市の執行部側のほうでもみんな持っている状況だというふうに思ってございますので、では今後どう対応するのだというところになると思うのですが、まず、どうキャップをかけるかですよね。どこにポイントを置いて、どこにキャップをかけて、実施設計に進む段階において機能をどう考えるか。再構築する。
 やはりプランというのは基本的に優先度の高い機能からつくっていって、それをどう連携させて、全体の施設としてのプランをつくるかというところになりますので、その部分で絶対的な部分とそうではない部分、利用者からすれば、いろいろ多分要望は出てきます。そこをどう交通整理して絞っていくかというところを、やはり利用者にも理解していただかなければいけないので、その辺の協議のシビアなやり取りというのは、当然必要になってくると思いますので、そこが、今保健センターでも求められていることなのかなというふうに理解しております。