22199【宮代委員】 こういった事業で、ちょっと数字ははっきり言えませんけど、九十数%の方がその対象としてここに来ていただいたり、いろいろな情報を。でもそれでも数%の方がこちら側から見えない状態になっている。でもその人が一番困っているはずなのです。その最後の最後に見えなくなっている方たちをどうやって探すのかって、すごく重要なのではないかなというふうに思っている面もあるので、ここはぜひ注目はしていただきたい。何とかこの制度そのものの質を高め──質というのは、最後まで追いかけ続けることができるのかということを、ぜひやっていただきたい。
前、ちょっと委員会で御紹介しましたけど、我々厚生委員会で行政視察に行った生駒市さんのほうで、元気度チェックというのをわっとまいて、90%以上の回収ができていると。90%まで回収ができると、出してくれない人こそが対象なのだということが分かってくるというお話をいただいて、なるほどそういうものなのかと。やはりいろいろなもののアンケートであったりの回収度が60%、70%だと、残りの部分の評価ってなかなか難しいのだけどというような話を聞いています。一つ参考としていただいて、そんな考え方も組み入れていただけたらなというふうに思うので、どうぞよろしくお願いいたします。
それから次はまた別の話で、今度は、今回出していただいた資料22ページに、子どもに関する手続き窓口業務改善支援委託、それから、2ページ飛んで24ページの市立保育園のDX事業という形が出てきております。
これは去年議論させていただいていて、書かない窓口という話。大丈夫ですか。今回配られた予算特別委員会の資料で、22ページにありますけれども、書かない窓口というのが去年話題になって、何で子どもから始めるのですかということをお話ししたところ、やはり保護者、御家族の方たちの年齢が若いので、そこに親和性が高いと思っているというような説明を受けたりして、なかなかそういうのはいいなと思っていて、そういう意味で、昨日もDX化に関する議論がありましたけど、DXは目的ではないので、それからDXと言葉そのものは手段でもなく、DX化というのはデジタルトランスフォーメーションという、そのやっている事実全体の概念を示しているので、その辺はちょっときちんと整理したいのですけど、このDX化についてこの1年間、書かない窓口ってチャレンジしてきて、どんな評価に今なっているのか。もう先駆けとして庁内でやっていただいているので、今どういう認識になっているかについて伺いたいと思います。