22213【福山地域支援課長】 委員より、成年後見制度の利用促進の目的について御質問いただきました。成年後見制度自体は、皆さん御存じのとおりだと思いますが、本人の契約とか意思決定を補完するものとして、介護保険制度とセットで始まったものだと認識しております。現在、前期の計画、現行の計画なのですが、第1期の成年後見制度利用促進基本計画に基づきまして、令和2年の4月に福祉公社の中に、成年後見利用支援センターというのを開設してございます。まさにその利用促進、誰もが安心して使えるような制度を周知、広報していくというところについて、この利用支援センターという立ち上げたセンターの中の機能として、その周知、制度理解を深めるということで実践してまいっているところでございます。
浜田委員からありましたとおり、市民へ広く広報、周知というところで、様々な手を打っております。チラシを配布したりとか、市内の6か所の在宅介護・地域包括支援センターや事業者に配布をしたりとか、老いじたく講座の中でもその周知を図ったりというところなのですが、大きいこの利用支援センターが関わっているところとしましては、毎年2回、秋口に、市民講演会というのをスイングでやっておるのと、1月の後半に制度の学習会、相談会ということで行っております。
この制度自体の課題と認識しているのは、やはり使う方、必要な方が、その段になって初めて情報を得るというところが課題だと思っていますので、広くやはりちょっとでも興味を持たれた方が集まれるような、こういう講演会とかの機会に、きちんと制度周知を徹底してまいりたいと思っております。
以上です。