22799【小美濃市長】 基本的なことは私がお答えします。細かいところは担当からお答えをしてもらいます。
おっしゃるとおり、今回は、私は能登地震は当然予測がつかなかったので、首都直下を予測して耐震と家具転倒防止の金具をメインに一番最初の公約に持ってきたところでございます。その後、能登の地震があって、本当に家が、耐震をしていないと、また、震度7の地震だと本当にばたばたと倒れてしまうのだなということを痛感したところです。では、耐震診断って身近にあるかというと、自分の中でもそんなに身近にある存在ではなくて、一体幾らかかるのだろう、そして、どれぐらいの時間がかかるのだろうとか、そういうことが自分としては分からなかったわけです。もっと簡単に耐震診断を市民の方に受けていただけないだろうかということで、住宅対策課のほうにお願いをしてスキームをつくってもらったところです。簡単に言うと、旧耐震のところはスキームがもうありました。5万円だけ払えば、耐震診断とその後の構造計算までしてくれるというスキームがありました。ただ、それから後の2000年までの、いわゆる新耐震と言われている建物に関してはなかったのです、補助制度自体がなかったと。しかし、昭和56年とか57年とかの家になってしまうので、もう相当前の古い家になっているのです、実際は。そこにやはり耐震の診断が必要なのだろうということで、しかし、私がさっき言ったみたいな、一体幾らかかるのだというのが不安で、お声があるというか──いいのだよね──一歩踏み出せない方もいらっしゃると思いましたし、また、先ほどもどなたかおっしゃっていましたけども、一体誰が来るのだという、そういう心配の方もいらっしゃると思います。そこで、住宅対策課にスキームをつくっていただいて、ここの部分も、新耐震の部分も、大きかろうが小さかろうが、とにかく5万円でやってくれと、そういうスキームをつくったのです。なので、これを今度市報にも全面的に出しますので、それを見ていただいて、一人でも多くの方に家具転倒防止金具と耐震診断をしていただきたいというふうに思っています。それが原則的な私の考えでございます。
詳しいことは、ではお願いします。