22876【山本委員】 ありがとうございました。私もワークショップの在り方を注視していきたいと思います。
この款の最後に、私は都市計画審議会の委員をやっておりまして、都計審に関しても、この土木費の中に予算が入っております。また、まちづくりに関しては基本的に土木費だと思うのですけれども、その都市計画審議会の中で、八幡町の地下を、石神井川の洪水対策だということで、シールドマシンを使って地下調節池を造るという方向性が提案されました。私は、その後でいろいろ専門家の方からお話を伺ったのですけれども──まちづくりに関してここで進めてもいいですよね──でいいますと、取水口となる西東京市の南町の調節池は、1980年の完成以降、溢水がない状況が続いている。練馬区においても富士見池調節池は、1977年の完成以降満水になった記録がない。だから、時間雨量75ミリ以上の降雨があったとしても、調節池の容量には余裕があるという事実をこの前教えていただきました。
また、この石神井川に関しては下流から護岸の整備が進んでいる。石神井川のボトルネックは、武蔵関公園付近なのだけれども、ここに関しては、今、河川整備を進めているということもあるのです。こういうこともその当時の都市計画審議会、私やっていましたけども、知りませんでした。新たな事実が分かってきていて、丁寧な議論をやっていきたいと市長もおっしゃっていたわけですけれども、その丁寧な議論の中に、こうした新たな知見というのは入るのか、入らないのか、どうなのでしょうか。