22877【射場下水道課長】 先般の2月22、23日に準備工事に関する説明会がありまして、その中で、そういった御意見をおっしゃっていた方も、私も意見としてお伺いしておりました。それは、特に新たな事実というわけではないというふうに思ってはいるのですが、私のほうも、東京都が公表している過去の浸水の被害の状況をちょっと確認したのですが、南町調節池等にピンポイントに場所を絞った浸水の実績という形ではちょっとデータはないのですが、令和2年度以前のものであれば、令和2年度に浸水1件ですとか、令和元年度に5件、平成30年には延べ85件、平成29年には25件と、やはりこの石神井川の河川流域の中では浸水被害が起こっているというのは事実としてあるというふうに認識しております。
また、当時、東京都のほうも説明していたかと思うのですが、今回、この調節池ができることで、調節池の下流側にあるところについては雨水が流れていきにくくなって浸水が発生しづらくなると。また、河川整備は下流側から整備するというのが基本なのですけども、今回、この石神井川上流地下調節池ができた場合、その調節池よりも上流側のほうの護岸整備というのも進められるようになっていくというふうに聞いておりますので、そういった全体の、この調節池ができて、その区間だけが浸水被害がどうこうというわけではなくて、この石神井川全体として浸水被害が低減されるような施設であるというふうに認識しております。