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令和6年度予算特別委員会

3月21日(木曜日)

令和6年度予算特別委員会
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23263【勝又教育相談支援担当課長】  不登校の数が増えていることに関してどのようにということですが、不登校の原因が単純なものではないというか、いろいろなことが絡んでこの結果になっているのだろうなというふうには思っています。家庭の問題であったり、子ども自身の問題であったり、あとは学校の環境になじまなかったり、本当に様々ですので、どう見ているのかと言われますと、なかなか難しいなと思っていますけど、原因は非常に複雑なものだろうというふうに思っていて、そういう意味では個別の相談というのは非常に重要かなというふうに考えています。
 あと、ここ数年なのですけれども、ちょっと学校に行きづらくなる状態になると、比較的すぐ相談が入るようになったのです。居場所を求めて、学校以外の通える場所はどこですかというような相談も増えていますので、不登校に対しての考え方も少し保護者の方々の中でも変化しているのかなというふうには感じています。学校以外の学びの場を以前よりも受け入れるというか、そういう考えも出てきている、それも数の増加に一部関係しているのかなというふうには思います。
 あと、チャレンジルームの場所の件でございますが、保健センターの増改築の話については全体の中での議論になるのかなと思いますけれども、不登校の支援の場所という意味では、学校以外の場所に設けたいなというのが担当課としての思いではございます。
 あと、学校の中の居場所の件ですが、子どもの様子を見ていて、もちろん、別室があって、そこに行くのがいいというお子さんもいれば、不登校の子どもの集まる部屋だというのが嫌だと、そういう方もいらっしゃったりするので、居場所の捉え方ですけれども、ハード面だけではなくて、安心して話のできる、寄り添える人の存在ですとか、そういうものも居場所に関連してくると思いますので、学校の中でどういう場所を設けていくかというのは各学校の事情にもよると思いますし、個別のニーズに合わせて、ソフトな面でも検討していかなければいけないかなというふうに思っています。