23331【川名委員】 丁寧にやってくださいとしか言いようがないのですけども、そこの視点は、やはり子どもたちにとってどうかということは第一に考えていっていただきたいということと、もう一つは、現場の学校の先生がどうなのというのが、先ほどのセカンドスクールのことですごく気になったのです。確かに、日数を延ばす、延ばさない、子どもたちにとってはうれしいかもしれないけど、今、学校の先生の働き方改革もあって、担任の先生がずっとセカンドへ行ってしまうと、自分の家庭も大変だろうと。途中で入れ替えるとなると、代わりの先生が違う学級の担任を抜けなくてはいけないといったら、かなり大変だということもあって、難しいと思うのです。逆に市長がそうだからといって、教育は教育で考えなくてはいけない話だし、現場をどうするかという話。
もう一つは、昔は受入れ場所がいっぱいあったけど、今はその数が少なくなってきてしまって、現実的にできるのかという課題もあるではないですか。この辺はきちんとしっかり検討していくということでよろしいのでしょうか。要は、市長は増やしてくれと言っているけども、教育委員も増やしたほうがいいと言っているけども、現実的にそこまでできるのかと私は不安に思っています。結果的にどっちになっても、それは御判断がそこはすると思うのですけども、現実の問題というのはかなりきついし、なおかつ、今はだって夏休みを減らしてまで授業日数を取っている中で、では、セカンドスクールを延ばせばそれで全部足りるのかというと、そこは疑問だと。そう考えると、現場の先生だとか子どもだと、市長も含めて総合的に判断していっていただきたいと思いますが、この件についての見解と、もう一つは、この令和6年度予算に向けて、教育長のお考えを伺いたいと思っています。これは、与座委員長がよく予算委員会のときに、教育委員会の方針は施政方針をきちんと述べろといつもおっしゃっていましたよね。市長の方針はきちんと出ているのだけど、教育委員会、教育長の方針というのがあまり明らかにならないのです。そう思うと、この令和6年度予算を執行していく中で、どういう教育を進めていくのか、大ざっぱな話になるかと思いますけども、この御見解も伺いたいと思います。