23413【小美濃市長】 本当に悩みました、ここは。自分の中ではこういうふうに落ち着けたのですけども、屋外プールというよりも、10円プールを廃止したくなかったのです、どっちかというと。なぜかというと、議員時代にも随分お話ししましたけども、もう我々が小学校の頃からずっと10円プールで、それこそ、まだ北裏の道ができていない頃です、全部つながっていない頃。うちも商売をやっていましたので、なかなか豊島園とかは連れていってくれないわけです、日曜日もやっていましたから。そうすると、やはり毎日友達と行くのは10円プールだったわけです。御商売をやっているところはやはりそういう感じになっておりましたので、そういう文化って大事だろうなと。また、小・中でしたか、10円は。今でも10円なのです。これはもう利益とか何とかではなくて、武蔵野市の夏休みのプールは10円なのだと、これをなくしていいのかというのが、私はずっと問題意識を持ってやっていたことなのです。それをもって庁内の議論をしてまいりました。
1つは、屋外プールって、昔と比べて今物すごく夏に暑くなってしまって、学校の授業でさえ、今屋外プールが中止になってしまっているのです。では、屋外プールを新しく造り直して存続することが果たしていいことなのかというのが1つ頭に浮かんだことです。もう一つは、例えば屋内プールにしても、10円プールは存続するのだったら、意味としては、文化としては残るのではないかという話になりまして、実はまだ値段設定は決まっていないのです。これを、企画とか、今いろいろなところで話しているのですけども、値段設定はこれから十分に話し合うことができますよということをいただいたので、では、屋外プールは、先ほども申し上げましたとおり、もう造っても暑くて中止にせざるを得ないことが出てくるのだとしたら、もしくは紫外線の問題とか、今すごく問題になっていますから、屋内で10円という文化が残せるのだったら、それもまたありかなということで、協議はしてくださいという話を今しています。おっしゃるとおり、すごく悩みました。ありがとうございます。