23578【木崎委員】 では、最後になるかと思いますが、よろしくお願いします。
この間も、今も話がありました財政計画についてです。六長調の策定委員が給食費無償化の財源については、先ほどの話で、1年当たり5億円、30年間で150億円の財源をどうやってつくり出すのかということについてこだわっていたというような、懸念をしていたということがありました。一方、公共施設等の再整備の費用は、六長のときには30年間で3,000億で、六長調のほうでは1.2倍、3,600億という表現があったのですが、ここへ来て、4,500億かかるのではないかというような話もあります。六長調から、3,600億円から計算すると、900億円近い財政負担が増になるというふうに推測がされますけれども、給食費無償化と考えても6倍以上の財源が必要と。これを、前にも話をしましたが、どうやって賄うのだというところが問題が出てくるかなというふうに思います。もう既に資材の高騰の影響もあって、これで考えると、900億を30年で割れば、1年当たり、単純な平均ですけども、30億円の財源を捻出しないと、この間の六長調のシミュレーションに乗ってこない話になってしまうというふうに私は思います。もちろん、歳入が六長調の予定よりもがんと上がれば、それは、まあ30億は無理にしても、一定の額は賄えるのかもしれないですけども、かなりの額を賄っていかなければいけないというふうに考えたときに、これは考え方として、しっかりとそれを思いながらこの先をやっていかないと、本当に5年後、10年後、これは大変なことになるぞというふうになってしまうのではないかなというふうに私は考えております。
先ほどの教育の款でもお話をしたとおりで、要は、もともと932億円の建築費のところでいくと、58億円で、これを1.5にして80億だと。この辺のところの考え方も含めて、どういうふうにこの先の考え方を持っていくのかというのを教えていただきたいと思います。