12038◯2 番(きくち由美子君) ありがとうございます。これからいろいろ、能登半島の地震も本当に直前にあったことなので、皆さん意識が高くなっているところだと思いますので、様々な訓練等に多くの方が参加して、より充実した訓練ができるといいと思います。
それで、武蔵野市の地域防災訓練の中のアンケート調査、いわゆる防災への備えや意識のアンケート調査の結果というのをちょっと見せていただきました。その中で、幾つか課題になっているところがあったので、ちょっと拾ってみたのですが、5万世帯に配布したところ、回収率が約11%ぐらいあったということで、類似アンケートによる回収としては結構高い回収率だったというふうに伺っています。それで、その中で拾ってみますと、過去3年間に参加した地震防災等の訓練について、若い方なのですけど、職場の訓練が24.5%、あとは地域の防災訓練が11%、市の防災訓練が5.5%、学校の防災訓練が4.9%と、要は地域の防災に関する、参加したことがないとか、あと、訓練の情報を得ていないという方が57.4%と6割近く占めています。それで、年代的に見ると、やはり地域の防災訓練等は60代以上の参加の方が多くて、やはり40代未満の方はあまり参加が多くなっていないような形の結果が出ています。やはり活動すること、自主防災組織がどのような活動をしているか知らないという人も33.9%、あと、自主防災組織の活動について、一緒に活動することができないと思う人というのも20%います。なので、アンケート調査のいろいろなページを見て、そこから私なりに判断するというか分析しますと、やはり個人個人はとても危機意識があって、自ら耐震対策とかはしていても、やはり防災訓練に積極的に参加したいとか、防災組織について活動をして一緒にやろうという意識はそれほどないというのが見受けられました。あとは、そういう訓練をした、いつするのかという広報とか、情報の提供の仕方を見直さないと、それを知らないという方も多いということが分かったのですが、その辺りの今後どういった、いろいろな市民の方にそういう訓練がありますよということを、それから参加してほしい、本当に自助共助の仕組みで、皆さんの自分の命は自分で守りますよという意識を高めるという、これを今後どうやって広報していくか伺いたいと思います。