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令和6年第1回定例会

2月28日(水曜日)

令和6年第1回定例会
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山崎たかし
山崎たかし
自由民主・市民クラブ現職

12061◯17番(山崎たかし君)  17番、自由民主・市民クラブの山崎たかしです。
 市長、12月の選挙での当選、おめでとうございます。私も同日あった補欠選挙で当選させていただき、初めての一般質問となります。何か不手際があるかもしれませんが、どうぞ御了承よろしくお願いします。
 では、通告に従い、大きく4つのテーマ、ペット政策について、教科書採択資料公開について、選挙公報について、武蔵野市にある学校法人に対する週刊誌記事の問題についての質問をいたします。ほかの議員と同じ内容のものもありますが、よろしくお願いいたします。
 まず、1つ目の大きなテーマ、ペット政策について、質問をいたします。
 武蔵野市第六期長期計画・調整計画では、新たに、第6章、施策の体系、4、緑・環境、この中の基本施策5、(2)「動物の愛護と適切な管理」と、ペット政策が独立して上げられるようになりました。ペットを飼っておられる方からは多くの期待の声が届いております。しかし、令和6年度予算参考資料の16、令和6年度主要な施策予算一覧からは、ペットに関するものがなくなっております。ペット政策に対して、市の方針のちぐはぐ感を感じています。ぜひしっかりしたペット政策に力を入れてほしいと思っております。そこで、以下の質問をいたします。
 1、動物の愛護及び管理に関する法律第4条第3項に、「国及び地方公共団体は、動物愛護週間には、その趣旨にふさわしい行事が実施されるように努めなければならない」とあります。武蔵野市第六期長期計画・調整計画には、「獣医師会と連携し、動物の生態や習性等を理解するための動画配信、講演会等を実施し、人と動物の関係をより良く保つための啓発を図る」とあります。武蔵野市は、令和元年の市報で小さく動物愛護週間について書かれた後、令和2年から令和4年までは市報で動物愛護週間のことに何も触れられていません。令和5年の市報では、このように、官公庁だより。武蔵野市ではなく、武蔵野市と関連するところの連絡のところで小さく扱われているだけになっております。近隣の市を見ますと、西東京市、こちらではこのようにしっかり動物愛護週間について一つのエリアをつくって書かれています。練馬区に至っては、1面丸々使って動物愛護週間のことを載せています。また、独自のイベントも行っております。武蔵野市も、ペット政策に力を入れていくのであれば、この動物愛護週間に力を入れるべきではないでしょうか。そこで、令和6年度の動物愛護週間の予定を伺います。
 2、群馬県で、未登録の犬が狂犬病の予防接種も受けていない状況で12名をかむという事件が発生しました。狂犬病は、万が一発病すれば致死率100%と言われています。そこで、武蔵野市では未登録の犬が飼われているような実態があるのか、また、ある場合、何かしらの対策を取っているのか、伺います。
 3、登録が必要なのは狂犬病の予防接種のある犬だけになっています。しかし、武蔵野市ペット同行避難マニュアルの配布などを考えると、ほかの動物でも、同行避難が考えられるような動物の頭数、その把握が必要なのではないかと思います。一般的にペットとしてイメージされやすい犬、猫以外でも、近年ではウサギやモルモット、フェレット、小鳥、熱帯魚、昆虫、様々な爬虫類など、ペットの種類は多様になっています。武蔵野市ペット同行避難マニュアルの中でも、犬、猫以外の動物の避難のことも書かれています。であるならば、ぜひそれぞれ様々なペットを飼われている方々にこの同行避難マニュアルが届くよう、そして、今後行われていく同行避難の避難訓練に対して多くの動物を飼われている方が一緒に参加してもらえるよう、そのために何かしら武蔵野市でどのような動物が飼われているのか把握する対応は取れないのか、伺います。
 4、板橋区など、犬の住民票などを発行して飼い主に喜んでもらっている、そういう地方自治体があります。ペットが亡くなったときや譲渡されたときなど管理の問題もありますが、武蔵野市第六期長期計画・調整計画で、ペットのことが家族同様と書かれています。このような政策も、この考えからすれば必要と思われます。そこで、武蔵野市も住民票をペットに対して発行するような政策を取ることができないか、伺います。
 2つ目の大きなテーマ、教科書採択資料公開について、質問いたします。
 昨年、小学校の教科書採択が行われ、今年は中学校の教科書採択が行われる予定になっています。なぜこの教科書が採択されたのか、それに至る理念や経緯が保護者に分かることは、武蔵野市がその教科書を用いてどのような教育を進めるのか、その方針や考えが保護者に伝わるものと思われます。また、広く住民へ情報公開をすることは、武蔵野スタイルにつながることと考えられます。そこで、以下の質問をいたします。
 1、市のホームページで教科用図書採択関係資料を探すと、「市役所7階(西棟)の市政資料コーナーに配架しています」と、市役所に行かないとその資料が見られない状況になっています。これらの資料をホームページで公開することはできないか、伺います。
 2、市役所で教科用図書採択関係資料を見ると、複数の教科書を推せんしているところで終わっています。どの教科書を最終的に採択したのかを決定するときの資料がありません。採択決定の議論を行ったときの資料を公開することはできないのか、伺います。
 3、教科用図書採択関係資料の中にある調査研究資料の「本教科書の総合的な所見」を見ました。その教科の教科書の中で最も高く評価された教科書が採択されていないケースがあります。例えば、こちら、歴史の教科書では、一番高い評価は丸が4つついた教科書があります。ですが、実際に採択されたのは、このように丸が2つ、マイナス評価である三角が1つ、このような教科書が採択されています。なぜそのような採択になるのか、その理由を伺います。教科用図書採択関係資料の中にある調査研究資料の調査研究概要を見ると、プラス評価である丸の、イラストやキャラクターが多用され、分かりやすい工夫がされている、マイナス評価である三角の印がついて、イラストによる説明が多く、イメージが既定してしまうと、相反する評価が同じ教科書の評価に書かれています。このように同じところに本当に書かれているのです。なぜこのように相反する評価が矛盾しているように見えるような書き方になっているのか、その見解を伺います。
 3つ目の大きなテーマ、選挙公報について、質問いたします。
 令和5年12月24日投開票の武蔵野市長選挙及び武蔵野市議会議員補欠選挙において、今回も選挙公報が届かなかったという声が届いております。武蔵野市議会議員及び市長選挙における選挙公報の発行に関する条例第5条には、選挙公報は、当該選挙に用いるべき選挙人名簿に記載された者の属する世帯に対して、選挙の期日前2日までに配布するものとするとなっています。届かない世帯があるということは、この条例違反になっているということにもなります。しかも、令和5年4月23日の武蔵野市議会議員選挙の際には選挙公報が届いていた世帯に今回は届かなかった、そのような話も届いております。そこで、質問します。
 1、今回の選挙公報が届いていないという連絡は何件届いているのか、伺います。
 2、前回と比べて、連絡の件数は増えているのか、減っているのか、伺います。
 3、2回とも届いていないという連絡はあるのか、伺います。
 4、今回も届いていないという原因はどのように考えているのか、伺います。
 5、市報なども配っていますが、この市報が届いていないという声はあるのでしょうか。市報が届いていない場合、市報と選挙公報を比較すると、どちらのほうが届いていないという連絡が多いのか、伺います。
 6、4月の選挙で届かなかったという声から、どのような対策を取っていたのか、伺います。
 7、今後、業者の変更を考えているのか、伺います。
 8、武蔵野市はこのような問題があったときに業者の評価をどのように行っているのか、伺います。
 4つ目の大きなテーマ、武蔵野市にある学校法人に対する週刊誌記事の問題について、質問いたします。
 今、武蔵野市にある学校法人の副理事長の発言が週刊誌に出るなどしています。その中には、生徒への暴言と思われる内容も含まれています。その書かれた週刊文春電子版の記事を一部引用させていただきます。この中身は、令和6年1月10日に開催された校則見直し会議、そのような会議の場で起きたそうです。ところが、校則をなくすのに反対の意見が出ると、A氏は、その意見はホワイトボードに書かず、校則をなくすために会議を開いたのだから、反対意見は要らないとどなりつけたのです。ほかにも、だって、校則を緩和するために話しているんだよ。いや、ホワイトボードに書いてあげてもいいけど、別にそれについては自由化の方向だから、反対意見を排除すらできるんですよ。別には、もう君、いいよ。話を聞いても意味がない。常識がない。黙ってなさい。もう君の意見を聞かない。帰ってもいい。俺の時間が無駄になるから帰ってくれるなら帰ってよ。それでいいじゃん。このような発言がなされた。もっと多くのことが週刊誌には書かれています。まさに、生徒が意見を表明しにくい環境にし、生徒の意見を尊重しない行動をしています。記事ではほかにも、女子生徒は謝罪文を書かれましたよ。校長先生から僕にも送られてきました、彼女の自筆の。心から書いたと思いましたよ、長い文章でちゃんと反省を。この後が大事です。担任の先生がその子のことを首根っこつかまえて謝らせたいと言って。ただ、退学とは絶対言っていません。このように、まるで謝罪文を強制して書かせたか、そのように思われる内容が書いてあります。謝罪文を強制するということは、一種の虐待、体罰に当たるのではないでしょうか。
 保護者の方からも、この副理事の退任を求める署名活動などが行われています。この学校はインクルーシブ教育を進めている学校で、全国から生徒も集まっている貴重な学校になっています。私立の学校とはいえ、武蔵野市としても関心を持たなければならないと感じております。これに関して、以下の質問をいたします。
 1、この記事を認識し、中身を市は確認しているのか、伺います。
 2、この件に関して、武蔵野市独自で情報収集をしているのか、伺います。
 3、武蔵野市は何か対応を取ることが可能なのか、何か対応を取ることがあればその対応を伺います。
 4、武蔵野市子どもの権利条例から見て、この記事が事実であれば条例に違反している行為はあるのかどうか、伺います。
 以上、壇上からの質問を終わりにさせていただきます。御答弁よろしくお願いします。