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令和6年第1回定例会

2月28日(水曜日)

令和6年第1回定例会
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木崎剛
木崎剛
自由民主・市民クラブ現職

12103◯16番(木崎 剛君)  16番、自由民主・市民クラブの木崎 剛です。大きく分けて3項目について質問をいたします。
 まず、1つ目の質問です。市報における情報提供の在り方と公報と広報の取扱い等についてです。これまでも何度か市報については取り上げてまいりましたが、今回改めて情報提供について確認をしたいと思い、質問をいたします。
 昨年11月に、突然、松下前市長が辞職を表明され、12月24日投開票で市長選挙が行われ、小美濃安弘新市長が誕生いたしました。併せて行われました市議補選においても、山崎たかし、菅 源太郎市議が誕生をし、1月1日号の市報において市民へ報告、周知が図られたと思います。ここで私は1つ疑問を持ちました。武蔵野市において、市長選挙並びに選挙結果は市民にとって一番重要な情報の一つではないのか。もちろん、市議選挙も同様です。だとすれば、重要度から見て、それまで1面で投票の呼びかけをしていたものの、その結果を1面で報告しない。1面で報告する必要があったのではないかというふうに感じました。今までも市民にとって重要と思われる施策などを市報1面で掲載していたことと照らせば、当然のことと考えます。その上で、1月1日号は、年初という特殊なものであることと、12月24日に市長が当選したこと等を踏まえれば、当選から発行までの時間が短く、今回の市報への掲載が1月15日号になっても致し方ないかとは思いましたが、1月1日号への掲載ができました。行政の側の御努力に感謝をいたしたいと思います。しかし、1面には小美濃安弘市長が就任しましたと掲載をされ、選挙結果は4面に市議補選とともに掲載をされています。1月1日号に情報は掲載できたので、その扱いについての重要性の認識に問題はないのかと感じました。
 また、前述した松下前市長の退任の挨拶が掲載をされていましたが、これは辞任の挨拶が正しいのではないかと市民からお話をいただきましたので、申し上げておきます。退任と辞任では意味が違い、市報として、その扱いが正しいものなのか、疑問に思います。前市長の退任の文章の中には、自身で、自ら退任をしますということですので、自ら退任をするというのは辞任ということではないでしょうかというふうに言われておりました。正しい情報を正確な言葉で発信、提供することをさらに進めてもらいたいと考えています。
 今回、新市長が令和5年12月25日に就任したのであれば、任期は令和9年12月24日までではないでしょうか。令和5年12月24日に選挙結果が確定をし、市長が不在でしたので、選挙結果が出たその日から市長に就任すると理解をしていたのですが、違うのでしょうか。1日のずれが市民からも疑問を持たれています。そこで、最初の質問です。令和6年1月1日号の市報における、市長が令和5年12月25日に就任し、任期は令和9年12月23日までと書かれていますが、任期は4年間であるので、1日のずれが生じていますが、なぜなのか、お伺いをいたします。
 2つ目、市報における公報と広報について、どのような規定で取り扱っているのかをお伺いをいたします。市長選挙、市議会議員選挙の取扱いについては、2015年までは1面でその得票数等の選挙結果まで掲載をしていましたが、2017年の市長選挙、市議補選の結果については、2ページ以降のお知らせの欄に、他の説明や、わたしの便利帳に広告を掲載しませんかなど広く知らせるための情報と同等に扱われています。2015年から2017年にかけて扱いが変わっていますが、なぜなのでしょうか。
 3つ目、市報の公報としての観点を鑑みれば、市長選挙、市議会議員補欠選挙の結果について、1面で報告するべきだったと考えますが、見解をお伺いいたします。
 4つ目、市民に対しての情報提供については、1面で取り上げるような事業についてはその予算ないしは概算費用なども提示をし、必要性なども含めた費用対効果など、市民に分かりやすい形で提示するべきと考えますが、見解をお伺いをいたします。先日、保健センターの増改築工事について全員協議会があり、事業費が当初40億円だったものが70億円になるという報告とともに、議論させていただきました。議会の意見も踏まえ、市長が決断をしたことで事業は一旦立ち止まり、その後の調査等を踏まえて検討していくとされました。このようなことは今後も想定をされます。市民サービス向上を図る事業は、市民にとっては歓迎をするものですが、その費用対効果や必要性についてしっかりと市民に対しても提示をするべきと考えています。その上で、市民に理解をしていただける事業とするべきだと思います。市長が掲げる、隠し事のない市政を行うためにも、情報公開、提供、発信は積極的に図らなければならないと考えています。
 2つ目の大きな項目です。市立公園等における現状の課題等について。
 市の公園にトイレを設置する基準は、敷地面積がおおむね5,000平米以上であることや、長期滞在型の利用形態、イベント等の会場として集中的に多くの市民利用が予想されることや、また、近隣住民の合意が得られることというのをトイレの設置を検討する上でのチェックポイントとしていると、昨年9月の議会で答弁がありました。高齢者や保育園の園児、子ども連れの親子、子どもたちなど、様々な年代の方々が公園を利用しています。その中では、ちょっと散歩でといっても、近くにトイレがないことに不安を感じる方もいらっしゃるとお聞きをしています。では、武蔵野市内では、徒歩5〜6分圏内、半径300メートル程度にトイレのある公園は存在するのか。答えはノーです。西久保の2・3丁目、中町2・3丁目、御殿山2丁目、吉祥寺北町1丁目、吉祥寺東町2丁目、吉祥寺南町3丁目辺り、さらに細かく言えば、境南町1丁目や4丁目、5丁目の端のほうだったり、桜堤3丁目の北側などもそれに入るかと思います。気軽に外出できる状況をつくり出すのも市の役割ではないでしょうか。ちなみに、中道公園がありますが、ここは子ども用ということと、夏季だけですので、これも外してしまうと、本町の3丁目、4丁目辺りも公園から300メートル以内の周りにはトイレがない、公園までの距離ではないというようなのが多く言われます。そこで、質問です。
 1つ目、市立公園等へのトイレの設置について、現状と考え方を改めてお伺いいたします。
 2つ目、現在の公園の利用状況等を鑑みれば、保育園の庭園の代替機能、高齢者の居場所、小・中学生等子どもたちの遊び場等、以前から広く活用されていると認識をしていますが、公園でのトイレの必要性について、見解を伺います。
 3つ目、ユニバーサル遊具のある公園、ボール遊びのできる公園、防災機能を有した公園、イベント広場公園など、特色のある公園をさらに増やすべきと考えますが、見解を伺います。子どもたちが土日にボールを使用しての遊び場が少ないというふうな声をよく聞きます。そういう意味でも検討する必要があるのではないでしょうか。
 4つ目、公園等や街路における樹木、草木の管理について、定期的に剪定等を行ってきていることは認識をしていますが、現状の課題等があればお伺いをいたします。また、樹木における近隣地域との調和を考え、高さなどの検討が必要と考えますが、見解をお伺いをいたします。先ほども公園については質問がありましたが、毎年多くの議員に、樹木や草木、雑草が伸びている、何とかしてもらえないかという話が入ってきています。このような状況は決していい状態だとは思いません。公園があることは、緑など自然との調和を考えれば、住宅のそばにあってよいことだとは考えますが、低層住宅等の横に15メートルを超えるような樹木があるというような状況なども目にします。これは枝が民地に落ちてきたり、万が一の災害などのときに住居への危険性があると考えられますので、配慮が必要ではないでしょうか。
 3つ目の大きな項目です。文化・芸術・スポーツ等の今後の取組についてです。
 市長の選挙の公選ビラには、日本一の文化・スポーツ都市を目指すとありますが、現状をどのように捉えているのでしょうか。文化も、スポーツも、他市と比べても平均以上の水準にあるとは私は思っておりますが、日本一となると、アプローチの仕方や市民協働での事業も含めた予算などへも配慮が必要になってくると思います。私は、日本一の文化・スポーツ都市を目指すことに賛成の立場ですので、大いに進めていただきたいと考えています。文化・スポーツ施設は多くあると思いますが、その活用については、市民、市内活動団体からはどのように捉えられているのでしょうか。多くあると申し上げましたが、果たして十分なのか、確認が必要ではないでしょうか。なかなか施設を十分に借りられないというようなお話をいただくこともあります。そして、展示会や発表会、大会などの催しの際の市としての支援は十分なのでしょうか。文化・スポーツを通して市民の交流など、市民の生活の充実を図ることで武蔵野への愛着やよさを感じていただけるのではないでしょうか。さらには、施設の手入れは十分にできているのか、お考えをお聞きしたいと思います。
 1つ目の質問です。日本一の文化・スポーツ都市を目指すことで、市民にどのような影響を与え、市民生活の福祉の向上につながるとお考えなのか、お伺いをいたします。
 2つ目、スポーツについては、部活動の支援だけでなく、青少年スポーツや生涯スポーツなどの分野でもさらなる支援が必要と考えます。その上でサポート体制を充実していただきたいと考えますが、見解を伺います。スポーツにおける市立小・中学校のゴールやネットなどの備品の購入などはどのようになっているのかというような声もお聞きをいたします。
 3つ目、スポーツについては、総合体育館、陸上競技場、野球場、テニスコート、武蔵野スポーツ広場、さらには各市立小・中学校の校庭、体育館と、活用できる場所はありますが、その手入れについては行き届いていない部分もあるかと考えますが、見解をお伺いをいたします。これまでも指摘をしてきましたが、計画を立てて行っていくというようなことはできているのでしょうか。学校の校庭の手入れが進んでいない状況で生徒や利用者がけがをするとか、野球場の芝の手入れがうまくいかずにイレギュラーするとか、走っていて転んでしまうとかというようなこともお伺いをしています。また、テニスコートのコートの部分が剥げてしまったとか、様々伺ってきました。もちろん、指摘があってから修繕していただいてはいますが、けがをしてからでは遅いと思います。さらに言えば、市営プールだけでなく、学校のプールについてもしっかりとした管理が必要ではないでしょうか。清掃等がしっかりできていないと、耐久年数が短くなることや故障が起こりやすくなるなどとお聞きをしていますので、その辺りの対応はどうなっているのでしょうか。
 4つ目の質問です。文化・芸術については、市民文化会館、公会堂、吉祥寺シアター、スイングホール、美術館、図書館、コミュニティセンター、松露庵、そして武蔵野プレイスなどがあり、充実しているようにも感じます。なかなかこれだけ多くあるのに、市民団体が利用する機会を多く持っているというふうにお聞きできません。市民団体への優先利用などの活用の機会を増やす方策がさらに必要ではないかと考えますが、見解をお伺いをいたします。武蔵野市ということだったり、吉祥寺ということで、人気があり、市外からの利用者が多いのではないかというような声もあります。
 5つ目の質問です。文化・芸術・スポーツについては、自らが演じ、参加するだけでなく、見る、感じる、応援するなどの機会を増やしていく必要があると考えますが、見解をお伺いをいたします。以前からお訴えをして、一定、市にも理解をしていただき、取り組んできていただいていることは理解をしておりますが、日本一を目指すなら、もっと文化・芸術・スポーツに触れる機会を増やすべきではと考えておりますので、お聞きをしております。
 以上で壇上からの質問とさせていただきます。御答弁をよろしくお願いいたします。

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