12126◯子ども家庭部長(勝又隆二君) まず初めの、地域のひろばの利用数が少ないということは、いろいろな要因があります。1つは大きな原因はコロナです。コロナがあったために、例えばコミセンでやっている親子ひろばは1回中止にしました。その後も、それまで自由来所だったのを完全予約制にしたと。2類になったので少しずつ緩めていますけれども、そういうことがあったりとか、あとは議員から御紹介がありましたように、そもそも子どもが少しずつ減っているというのもあります。
来ている保護者の方、お子様は、多くがやはりゼロ、1。2まであるかどうかなのです。これはやはり、働いている方も多くいらっしゃって、育休を取られている方が来るというケースが結構多いです。そうすると、やはり保育園に入ると来られなくなるので、先ほど御案内いただいたように、そういうこともあるかと思います。ですので、保育園に入りやすかったりというのが原因かもしれません。
ただ、今、一定程度、皆様ボランティア精神でやっていただいているということもあります。市のほうの子育て支援のアドバイザーが巡回をしたり、あと、地域の0123の職員であったり、児童館の職員であったり、いろいろ巡回したりしていますけれども、その中で情報交換は随時しています。そういうお話も伺っていると聞いていますので。
ただ、それを今後、例えば小学生に向けていくのかとか、本来そこの団体さんが未就学をしっかり見たいとか、子育て支援を応援したいという思いがありますから、市のほうの事情で、ではそこを小学生にシフトねという、そんなに簡単ではないので、やっていただいている団体さんの思いをしっかり受け止めながら、現状を分析して、どういう方向でいくのか、あと、市でできることはやはり広報とか、市民の方に周知をする。
先ほど市長からも答弁がありましたように、市としては、できるだけ歩いて行ける距離に、近いところに支援が必要だということで、様々な拠点の整備であったり、あとは地域で支えるということを前提に、コミセン親子ひろばをやっていただいておりますので、その辺りの趣旨も踏まえて、団体さんとは協議をしていきたいなと思っています。
もう一つ、次の、例えば塾とかスポーツクラブとかの連携です。例えば福祉の分野ですと、担い手が民間が多いですから、その中のネットワークというのはあるのですけれども、やはり子どものところで、例えば塾とかスポーツクラブ、営利を目的にしているような事業者がやっている活動に、どれだけ市が介入していけるのかというのがあります。確かに武蔵野市の子どもを含めて、ほかの市外の子どももいっぱい通っている、子どもが活動する場であることは確かに間違いないと思うのですけれども、なかなかそういう意味では、市のほうが先導して、何か誘導することができるのか、できないかというのは、課題だなと思っています。
ただ、今御提案いただいたように、そういうところとも連携を図ることが、今後の子ども一人一人をしっかり支えていく活動になるのではないかという御意見がありますので、そこは御意見として承りたいと思います。