12378◯総務委員長(藪原太郎君) ただいま議題となりました議案第33号 令和5年度武蔵野市一般会計補正予算(第10回)の総務委員会付託分における審査の概要と結果について御報告をいたします。
主な質疑は次のとおりでした。
1)ルーマニアのブラショフ市との交流事業が大きくマイナスになっているがなぜか。答え、ウクライナの隣国であり、交流団の派遣にはリスクが高いと判断し、見送った。その代わりにオンラインでの交流を行う予定だ。2)ブラショフ市から来てもらうというのはどうか。答え、来年度事業として行えればと考えている。3)コミュニティセンター施設改修工事費が下がっているがなぜか。答え、複数のコミュニティセンターで改修工事を予定していたが、入札を行った結果、想定より安く、約2,600万円差金が出たためである。4)都市計画道路3・4・2号線の状況について伺う。答え、一定件数の契約締結はできているが、地権者の再建計画等の関係で、年度内に解体、更地化ができず、支払いが年度を超えてしまうため、繰越し手続を行う。5)個人市民税の税収が好調なようだが、これは景気がよくなって賃金が上がったということか、市の見解を伺う。答え、コロナの影響が残る中で、どの程度所得が伸びてくるのかという部分で、予測を上回ったと認識している。6)法人市民税などは、まだ戻り切ってはいないということでマイナスになっているのか。答え、企業収益は令和4年度以降ずっと前年度比を上回っているという状況だったが、令和4年度後半に景気の足踏みのようなものがあったことが、令和5年度の法人市民税への影響の要因と考える。7)コミュニティセンターにおける自動販売機の電気代は市が負担していると認識しているが、どのように把握をしているのか伺う。答え、行政財産使用許可に基づき、各コミュニティセンターで設置要望があったところに個別に設置しており、電気料金は市が負担している。8)今回、最終補正によって基金のプラスマイナスがどのようになったかを伺う。答え、最終的に積立額は全体で66億円弱となった。取崩しも令和5年度は非常に少なく、6億円弱ということで、差引き約60億円を積み増したという形になる。
以上で質疑を終了し、討論なく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
よろしく御審議をお願いいたします。
(文教委員長 浜田けい子君 登壇)