12379◯文教委員長(浜田けい子君) ただいま議題となりました議案第33号 令和5年度武蔵野市一般会計補正予算(第10回)の文教委員会付託分における審査の概要と結果について御報告いたします。
主な質疑は次のとおりでした。
1)放課後等子ども施策事業費の補正減は民間学童クラブ補助金の減額補正が主な理由とのことだが、具体的な状況を伺う。答え、令和5年度に民間学童クラブの新設がなかったため、開設に係る補助金を減額補正した。昨年度開設した2か所の民間学童クラブも利用が伸びていないため、公営学童クラブの一斉入所の際に周知するとともに、来年度新1年生となる保育園や幼稚園の在籍児に対しても周知している。2)私立幼稚園等助成事業に関し、幼稚園の経営が大変との声もあるが、現状を伺う。答え、幼稚園の応募者数は減少傾向だが、各園では定期の預かり保育事業など様々な事業を行うことで、付加価値を高める努力を行っている。3)児童処遇費の事業運営委託料が増額補正されているが、この理由を伺う。答え、保育所等運営委託給付事業における公定価格が大幅に増額となったことによる。4)青少年健全育成費のうち、自動車借上料を減額補正した理由を伺う。答え、これはジャンボリーのバス借り上げに関するものである。当初予算編成時にはコロナ禍の影響を考慮して、1泊2日での片送り、片迎えも視野に入れ、バスの台数を多めに見込んでいたが、実際には2泊3日で行ったことに伴い、バスの運行台数が減ったため、自動車借上料も不用額が生じたものである。5)小・中学校の光熱水費が減額補正されているが、この内容を伺う。答え、当初予算の時点では電気料の増額があるものと見込んだ上で算出したが、想定よりも実際の単価が低かった。例えば小学校の電気代は1校当たり約1,700万円と見込み、合計2億1,000万円を計上していたが、実際には1校当たり約1,000万円程度に収まったことによる。6)学校給食費の扶助費に関する減額補正は、就学援助費対象者の減に伴うものと理解してよいか。答え、お見込みのとおりである。就学援助費には給食費も含まれるが、小学校の就学援助費対象者が減少したことによる。
以上で質疑を終了し、討論なく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
よろしく御審議をお願いいたします。
(厚生委員長 宮代一利君 登壇)