14271◯24番(西園寺みきこ君) それでは、私からは3点お伺いしたいと思います。
まず、提案理由のところに、市政運営への影響という言葉が書いてあります。今日のように臨時議会を開くということも、もちろん影響の一つとは思いますけれども、具体的にどのような影響があったのかということについてお答えいただきたいと思います。理由の前半の部分、この教育長の任命のことについてお答えいただきたいと思います。これが1つ目です。
2つ目、今回の教育長の任命に関わる出来事の中で、私たちの会派では、大きく2つポイントがあったかなと思っております。後ほど討論でも述べますが、1つはハラスメントに対する認識ということであります。今、やり取りを聞いていますと、なかなかまだ課題があるなという実感を抱いております。これは感想ですが。もう一つのポイントは、3月22日に第一報が入ったときの小美濃市長の判断だと思うのです。市長がすぐに当該の方をお呼びして、直接話を聞いた。これは当然のことと思います。やっていただいて、そのとおりだと思うのですが、こういう何らかのトラブルがあったときは、両方の意見を聞くということがやはり不可欠だったのではないでしょうか。この間の小美濃市長の発言を聞いていますと、真実が分からないとか、被害を受けた側の意見を聞くことができないというような、ちょっと他人事のようなお答えというか、発言が続きまして、私は、一市民とかではない、市長はそれをやる権限とか責任はあるではないかというふうに考えているのです。両方の側の意見を聞くということです。それについては、今、市長はどのようにお考えなのかということです。これが2点目の質問です。
そして3つ目なのですけれども、過去の事例を踏まえて、今回、10分の2、そして10分の1、1か月と、こういうふうになっておりますが、私が調べた限りでは、過去の事例は職員の方のミス。それに対する管理職、執行部としての監督責任ということが前提にあった一つの判断であったかというふうに思うのです。今回は、職員の方がミスをしたのではない。第一報が入った後の議会との共有ということで、まさに執行部の責任というところがはっきりと区別されなければいけないのではないかなというふうに思っているのです。その意味で、10分の5とは申しませんが、もう少し厳しい判断、提案があってもしかるべきだったのではないかと思うのですが、この点についてもお答えをいただきたいと思います。
3点お願いします。