12567◯市 長(小美濃安弘君) 政治信念ということの御質問でございます。私も、市議会6期、また、今回市長にも就任させていただきまして、この間ずっと都営水道との一元化、統合につきましては、相当な思いを持っていたわけであります。本年4月15日に都営水道への早期統合に関する要望書を都知事に直接手渡してまいりました。この機を捉えて、都営水道一元化の議論をより一層前へ進めていきたいという気持ちがございましたので、このような行動をさせていただいたところでございます。
また、東京都の事業に関しましては、これは同じ事業者が工事をすることに対して問題があるか、ないかというような御質問だったと思いますけど、先ほども御答弁させていただいたとおり、これは東京都が進めている事業でございまして、市として、特に公の場でコメントする立場にはないというふうに思っております。
ハラスメントにつきまして、少しこの間の議論を整理させていただきますと、要するに、ハラスメントは加害者と被害者がいるわけです。被害者の方は当然人権を侵害されたというふうに思っていらっしゃるかもしれませんが、今、世間で多く言われているのは、ハラスメントだ、ハラスメントだと、ハラスメントの加害者に逆に指定されてしまうということも大きな問題になっているということを先日、逆ハラスメントというのでしょうか、そういうふうにも伺いました。なので、ハラスメントの加害者というものを、認定というのはおかしいのですけども、あなたはハラスメントの加害者ですよということを公の場で指定するというのでしょうか、そういうことも相当な根拠と相当な覚悟をもってしなければいけないのかなというふうに思っています。そういう意味も込めまして、実際に、前回の議論では、他の機関が出した譴責処分に関しては、それは事実として認めていますので、そういうことがあったのだろうというところまでは御答弁をいたしましたけども、それをもってして、その当事者が確実にハラスメントだということを、私が言う立場ではないのではないかということを申し上げたわけでありまして、そこの辺のところを御理解いただければなというふうに思っています。