12617◯1 番(道場ひでのり君) 市長の答弁の最後の部分に、基準を見直しと、もう最初から50点ぐらい点数つけてもらったような話なのですけれども、やはり今の基準の広さの中の5,000平米以上というのが、今の時代というか、ちょっと合わないですよね。やはりそこは、もう見直しと言われた以上は、もうこれできちんと言質が取れたので、安心しました。
順番が逆になりましたが、今回の質問は、もともと、いわゆる命名権、ネーミングライツということとトイレの話は全く別に考えていたのですけれども、ネーミングライツを調べていくうちにトイレというものが出てきまして、行ったり来たりする話になりますが、併せ持って再質問をさせていただきます。
過去から研究がされているというのは、私も今回、質問の前にいろいろ調べた中からも聞いておりました。一定の研究成果というか、要は、ネガティブには考えていない、否定的なところはないというのが大体のポイントなのですけど、結局、何でも新しいことをすると、反対する人も当然出てくるわけで、先ほどおっしゃっていた、どっちかというと、こういうネーミングライツに反対する方々というのは、おなじみの名前だとか、公共施設にそういうものをつけてどうだろうかという、いわゆる非常に保守的というか、もともとの考え方なのかなとは思います。ただ、時代は変わっていますから、はっきり言って。いわゆる自治体、地方自治体とネーミングライツということで、こういうタブレットでも何でも探せば、幾らでも出てきます。だから、そういう点で私いつも言うのは、一番最初にも言いました、このまちは裕福なのです。裕福だから、お金、財政的には余裕があるから、そこまで絞らないというか、知恵を絞ると何でも出てくるのですけど、追い詰められないからそこまで至らないのかなと私は思うのです。だから、市の職員の方々もそういうことで研究されていて、一定方向が来て、税金の無駄遣いと言ったらあれだけども、税金を大切に使うのも大事だけれども、新たな歳入を引っ張ってくるというのもすごく大事なことだと思います。
おまけに、当市の場合、いろいろな資産がいっぱいあるのです。井の頭公園の話は別なのですけれども、今までやってきた事業なんかでもすばらしいものがいっぱいあるわけです。私の質問の3番にあったネーミングライツの対象になるもの、これは全てです、本当に全てなのです。調べただけでも、ちょうど今年の予算特別委員会の資料、これは会派請求した資料の56、57に書いてあります。57ページに行政施設のいわゆる管理費と入館者数、これが出ているわけです。どれだけの集客があって、どれだけの経費がかかっているかという、要は出納が分かる、これがまさに今回のこういう対象となるものだと思う。おっしゃられたように、プレイス、エコreゾート、総合体育館、野球場、文化会館、公会堂、図書館、そして公衆トイレもある。何となればムーバスだってあるし、0123はらっぱ、芸能劇場、川上の自然の村だってあるかもしれない。スイングホールもあれば美術館もある、何だってあるわけです。極端な話では、交通施設、ガードレールだってあるかもしれない。道路に名前をつけているところだってあるのです。緑道だってある。玉川上水の脇だって、あそこは恐らく結構いい値段がつくかもしれない、すごく商業的な言い方になりますけど。それから千川上水、それから吉祥寺の北口のはな子の像が建っている広場に名前をつけたり、何だってあると思うのです。
そういうことで言うと、今とにかく市の方針としては、有用な、要するに有効だというのはあるけれども、言葉が足らないのは、進めようとか、ゴーには至っていないというような形だったのですけれども、まず、すごく大事なことなので、研究はされたのはいいし、問題点も分かったのだけれども、進める気があるか、まず答弁願います。