12838◯15番(蔵野恵美子君) 分かりました。ただ、この年齢に関しては、65歳以上としても、おおむね65歳以上というふうな表現でもそんな大きな問題はないのではないかなと思います。先ほど紹介しました豊島区とかほかの自治体も65歳以上でやっているのです。では、65歳がいいのかというのはちょっと分からないけど、おおむねそこら辺にしたほうが、対象も拡大されていいのかなと思ったのですけれども、そこは十分検討いただきたいと思います。
先ほど答弁にもいただいた課題の部分、支払い能力はないけれども身寄りもいないという、そこがやはり本当にこれからの隙間の部分だと思います。ぜひお願いしたいと思います。未婚化による単身世帯とか、少子化で兄弟も少なくなっているというような状況から、こういったケースは本当に増えていくと思います。未婚だけでなくて、結婚していても、配偶者と死別して子どもとは疎遠とか、そういったことも考えられますから、これは誰にでも起こり得ることだと思うのです。ぜひ頑張っていただきたいと思います。注目しています。
続いて、子育て世帯への移動支援です。やはりレモンキャブでは現状難しいということで、大変残念に思いますけれども、「レモンキャブを子育て世代にも」という市長の公約を見て期待した市民、特に子育て世帯がいらしたと思うことを考えれば、これはやはり何らかの形で支援を実現していただきたいと思います。六長の調整計画でということなので、ぜひ柔軟に考えていただいて、有効な支援につなげていただきたいと思いました。一言何かあればお願いしたいと思います。
続いて、「ダブルケア支援」、「ストップ!介護離職」宣言です。これは、私のイメージとしては、2017年1月に邑上市長が職員に向けた年頭挨拶で行ったイクボス・ケアボス宣言、そういうようなイメージで、どうかという質問をしたのです。市長もこの課題認識を十分持っていらっしゃるということは答弁から分かりましたけれども、市長がこの宣言をすることの効果はやはり大きいと思うのです。現在社会問題であるこのダブルケアですとか、小池都知事すら苦戦されている介護離職に関する宣伝を、新しく就任されて注目度抜群の小美濃市長に宣言をいただきたいと思っているのです。小美濃市長のように、子育てと介護も経験されて、今ではお孫さんもいらっしゃるという、そういった一連の経験をされた方が、その経験を振り返りながら宣言されるということは、当事者が発するのとはまた別な意味で深みを持ったメッセージになると思うのですけれども、そういった観点からも、ぜひ小美濃市長、発信力を期待いたしまして、宣言という形でお願いしたいと思いますが、改めていかがでしょうか。