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令和6年第2回定例会

6月17日(月曜日)

令和6年第2回定例会
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深田貴美子
深田貴美子
日本維新の会武蔵野市議団現職

映像ID: 2741

12854◯4 番(深田貴美子君)  先ほどちょっと答弁の中で、東京都教育庁が了解したというようなお話が出てきたのですが、これはちょっとにわかに信じ難いのです。それは一体誰が、いつ、どうやって聞いたのですか。今、東京都では、令和6年度東京都教科用図書選定審議会というのが開催されています。この中で、実はしょっぱなから事件がありました。この構成員の中に教科書執筆者がいるということが都議会で指摘され、大問題になったのです。その結果、その事実はさておき、どういう結論になったかというと、教育会社のほうが、その方の名前を間違って教科書編集者の中に入れてしまいましたという終わり方をしているのです。それをウェブサイトに何と掲げているのです。教科書会社がかぶった形になっているのです。つまり、事ほどさように、東京都もこの教科書の選定については、極めて厳格な対応を取っているのだ。東京都教育庁がそのような答弁をするということは、私はにわかに信じ難い。これは本当につい先頃のことで、この審議会の委員の中に本市の指導課長も入っていらっしゃるのです。教育委員会指導課長、構成員です。この事件を御存じないわけがない。都議会で指摘されているのですから、これは大問題です。一体東京都教育庁に、誰が、いつ、書面か、メールか、電話なのか、誰が問合せをして、今回のこの教育長の教科書執筆の件について、東京都教育庁が了解したというふうに確認を取ったのですか。それをまず確認させてください。
 それから、私たち議会は、空耳でしょうか。教育長リストがない、存在しないという御答弁でしたが、私たちだけそういう話が聞こえていたのですか、議会には。私だけではないです。複数の議員が聞いています。これをなぜ私が問題にしているかといえば、先ほど一番最初に質問した内容です。地方教育行政法の4条、このことを考えれば、教育委員会でリストをつくるなんていうのは、これは越権行為なのですよ。(発言する者あり)そんなことない。何で笑っていられるのですか。笑い事ではないですよ、これは。このリストがあるのであれば、武蔵野市のまさに教育の透明性、信頼の確保、このためにも厳に慎んでいただきたい。これは、執行部と教育委員会の責任の下で、この慣習はやめていただきたい。事ほどさように、首長の責任は重大なのです。小美濃市長、笑っている場合ではありません。2回の教育長人事で、これだけみんなが振り回されている状況になっているのです。一番の心配は、武蔵野市の教育行政に対する信頼です。このことを重く受け止めていただきたい。ぜひともこのリストについては、これは要望としておきますから、御自分たちの責任の下できちんと解決をしてください。リストは廃止してください。これはお願いをしておきます。
 それから、先ほどお尋ねしました、一体東京都教育庁に誰がいつ、どのような形でお尋ねをしたのか、教えてください。
 それから、社会福祉協議会と社協の件です。視察に行っていただいたところは非常に勉強になったと思います。なぜかといえば、杉並区の社協は、平成15年にさんあい公社を廃止して統合をし、現在は社会福祉協議会一本で特別養護老人ホームを併設して進化をしています。そして文京区、これは平成13年、財団法人文京区福祉公社を廃止して統合、世田谷区うめとぴあは、平成12年、世田谷ふれあい公社を廃止して統合し、今回は休日診療、夜間診療、何と薬剤処方の、こうした複合保健センターへと進化しているのです。本市は一体どうするのですか。こうして他の自治体が整理統合しながら、さらに市民の暮らしを支え、健康と福祉の増進のために努力をしている。この姿を学び、自ら行財政改革に取り組まなければならないのではないのですか。こうしたことをきちんと庁内で全庁的に議論していただきたい。とりわけ小美濃市長は、前市政のこうした緩んだ状況をしっかりと改革していくということを標榜してお手をお挙げになったのだから、目に見えるような形できちんと市民にお見せすることが大事。そして、費用についても、せんだっての厚生委員会は、何と行政報告はなかったといって開会されなかったのです。これだけのコストがかかるということを、費用負担をそれぞれに持ってもらう、こういったことも行政報告していくことが、まさに情報公開、市民参加のまちづくりの一歩ではないのですか。御所見を伺います。