12888◯財務部長(樋爪泰平君) 財政力指数と経常収支比率について、投資的経費が含まれるかどうかというところですけど、結論から申し上げますと、投資的経費というのはおおむねこの2つの指標にはあまり反映されない部分です。もうちょっと補足をしますと、財政力指数というのは、標準的な行政をするに当たって武蔵野市の実際の収入がどれぐらいに当たるかというところになりますので、その標準的な行政をする上で、例えば道路の量ですとか、こちらについては要素として入っていますので、そこは一部投資的経費が含まれるところがありますけど、おおむね維持管理に関しての部分ですので、それは御認識のとおりかと思います。
あと、経常収支比率も、これは基本的に投資的経費以外の経常的にかかるようなものについての比率になります。これが武蔵野市の場合は令和4年度は81.9%ということですので、これはどういうことかといいますと、残りの19.1%のほうで投資的経費についての支弁をしているという形になりますので、経常収支比率自体は投資的経費以外のものでございますけれども、武蔵野市はそこの余地が大きいというところは、武蔵野市の財政状況を物語るものであるということでございます。
以上です。