13019◯20番(三島杉子君) 議案第58号 令和6年度武蔵野市一般会計補正予算(第1回)につきまして、賛成の立場で討論いたします。
補正予算に、学校給食費無償化を4月まで遡り、今年度の4月分から無償化の予算が組まれました。日本共産党武蔵野市議団は、繰り返し学校給食費の無償化の実施を求めてきました。私も一般質問で取り上げ、給食の質の維持、4月に遡り、今年度の4月分から無償化の対象にすることを求めてまいりました。学校現場で不登校の生徒の保護者の方が、給食は学校に準備されるようにしたいが、給食費を払い続けるかどうか悩まれているという話を複数伺ってきました。給食費について、教職員が、保護者が、本人がしんどい思いをするケースも経験いたしました。本議案の補正予算で、学校給食費の無償化が実際に動き始め、市立小・中学校に通う児童生徒約8,500人の学校給食費が無償となることを大いに評価いたします。
文教委員会質疑の中で、学校教育の一環である学校給食との認識、給食の質を維持・発展させるこれまでの取組を継続すること、要望いたしました、アレルギーその他の疾患を有する、宗教上配慮が必要であること等の理由により、やむを得ず学校給食の提供を全く受けられない児童生徒も学校給食費相当額を給付すること、不登校児童生徒への学校以外で学校給食を食べることのできる方策も、桜堤調理場で9月をめどに具体化を進めていることが確認されました。こちらも大いに評価いたします。
さらに、クレスコーレやチャレンジルーム、市外も含めてフリースクール等に通っている児童生徒への個々の状況に合わせた支援、また、国立・私立の小・中学校に通う児童生徒への、こちらも支援、どちらも早急にできていきますことを求めます。
また、無償化が継続していくことができるように、義務教育は無償の観点から、引き続き国や都へ全額の無償化を市が要望していかれることを求めまして、賛成討論といたします。
(10番 浜田けい子君 登壇)(拍手)