13125◯23番(下田ひろき君) ムーバスの考え方はいいと思います。市民の路線の廃止とかは考えてなく補助金でというような部分、この考えはいいと思っているのですけど、やはり先ほどの部分で運転士不足で、あとは、ほとんど人が乗っていない時間帯ってあるのです。もちろん朝の通勤、夕方の通勤等は、それなりに人が乗っている時間帯もあれば、全く一人も乗っていない時間帯の路線もあるというのは事実だと思います。なので、そういった補完する部分で、このデマンド交通というのはかなり有効になってくるのです。そのタクシーチケットに関しても、配ればいいではないかというふうな部分の議論もあると思うのですけど、今、障害者関係にもタクシーチケットを配っていますよね。僕もドライバーを──最近は乗っていないですけど──やっていたので分かるのですけど、タクシーチケットを期限ぎりぎりになると、あからさまに障害者ではないような人たちが使っているのです。だから、子育てチケットを配ったとしても、やはり使わない人間がいるので、友達にあげたりですとか、お母さんにあげたり両親にあげたりとか、本当にその方が使っていない可能性も非常に多く事例があるということをお伝えしていきます。
それで、先ほど様々課題を言っていただきました。武蔵野市地域公共交通活性化協議会で議論してきていると思います。その中で、やはり採算性ですとか、継続性ですとか、あとは安定的に運行できるのかというような、正直、この事業ってあまり利益が載っけられないような、見えないような事業になると思います。今、タクシーは結構バブルで、1回乗ればそれなりに稼げるので、タクシーに乗せているほうが、経営者目線で考えれば全然会社に利益を落としてくれるような部分なのですけど、これはやはり公共的な運営事業者の理解というものが一番重要になってくるのです。市長はやる気だと思うのです。この武蔵野市はコミュニティバスの先駆けですよね。土屋元市長のDNAを受け継いでいる市長だと私は思っているので、武蔵野市の公共交通をリーディングカンパニーとして、本当にデマンド交通、本当にずっと前からこのよさを伝えている中で、三鷹市が手を挙げて今広げていっているではないですか。もう3エリアです。そして、交通事業者も協力して、今3エリアで実証運行しております。この実証実験をやるに当たって、補助金も東京都2分の1で、2,000万上限で出してくれます。調べてください。2,000万円、2分の1、だから4,000万円ぐらいの事業で2分の1は東京都が補助してくれますので、市長自らその活性化協議会のほう、交通事業者に、子育て世代に対しても移動支援をしたいのだと。それで、武蔵野市は公共交通の先駆け、コミュニティバスの先駆けで、つながりがある、レモンキャブがある、コミュニティバスがある、そしてデマンド交通があって、全て路地という路地のところに様々なポイントで乗れるデマンド交通もあって、交通弱者だったり高齢者、そして買物に行く方、そして子育て世代にも、全て使って外出を支援促進できるのだという熱い思いを言っていただければ、手を挙げてくれる事業者は僕はいると思いますし、あとは、その子育て世代に対して、他市の事例を見ると、1回乗って300円前後ぐらいなのですけど、そういった無料クーポン券、1回使い切りのを10枚つづりとかでやって、ある程度の採算性も数字で見せてあげれば、僕は手を挙げてくれる交通事業者もいると思いますけど、市長が熱い思いでその辺等今後やっていっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。