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令和6年第3回定例会

9月3日(火曜日)

令和6年第3回定例会
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13174◯教育部長(真柳雄飛君)  私からは、大きな2番の小中校生の学校や市のイベントについてのところからお答えします。
 まず2の1、市が主導した複数の学校が交流できるイベントについてでございますが、既に市内中学校総合体育大会、連合音楽会、ジュニアバンドやコーラスのジョイントコンサート、市美術展、市書写展など、文化や芸術、運動を通した学校間の交流をしており、その際、市民文化会館や総合体育館など、市の施設を一定期間活用しております。
 2の3、共同開催の文化祭のような取組の可能性についてでございますが、子ども議会から出た貴重な御意見ですので、現在行っている事業の成果と課題を踏まえ、これから研究していきたいと思います。
 2の4、武蔵野市立学校以外の子が参加できるようにすることができるかについてでございますが、例えば市内中学校総合体育大会は、都立学校や私立学校からも参加しているほか、コーラスジョイントコンサートも私立学校や市内合唱団が参加しております。また、市美術展、市書写展は広く市民の方が参観できるよう案内しております。
 2の5、普通の授業以外のイベントの種類と、30年前との比較でございますが、学校行事としてお答えさせていただきます。学習指導要領の特別活動編に示されております。その内容としては、学芸会や展覧会、学習発表会などの文化的行事、運動会や体育祭などの体育的行事、遠足、集団宿泊的行事、入学式や卒業式などの儀式的行事となります。なお、これらの学校行事は、狙いと内容、指導計画の作成と内容の取扱いの一部文言の変更等はございますが、30年前と大きくは変わっておりません。その他として、教科等の学習の中で、地域との交流の取組や、学級活動における子どもが計画した催しなどがございます。特に学習における地域との交流は、生活科や総合的な学習の時間、武蔵野市民科の充実に伴い、増えていると認識をしております。
 2の6、今度は学校行事で、なくなっている、なくなる方向に進んでいるものについてでございますが、例えば、小学校の総合的な学習の時間などで行われていた2分の1成人式があります。理由としては、家庭環境の変化により、幼い頃の写真や思い出を基に学習を進めづらくなっているということが挙げられます。
 2の7、学校単位の文化祭や体育祭を他校の生徒や地域の人が見ることについてでございますが、基本的には学校の裁量によるところでございますが、一般的に、地域の方には学校から開催案内を送るなどして、参観を受け入れております。一方、他校の生徒については、あまり門戸を開くと、これまでの事例を見ますと、学校をまたいだ生徒同士のトラブルにつながる例もあることから、防犯の観点からも各学校では慎重に判断しているものと考えております。
 2の8、別居している親への通知や参加等についてでございますが、校支援メール──アプリです──に登録している場合は、メールでの案内が届きます。その他の紙での学校行事などの通知については、家庭の事情それぞれありますので、各家庭で工夫してもらう必要がございます。見学や参加についても同様でございます。
 次に、大きな4番、公文書の管理についてでございます。
 4の4、小・中学生の教育に関して、武蔵野ふるさと歴史館及びそこに寄贈されている多くの品々などの活用の質問についてでございますが、ふるさと歴史館では開館以来、市内市立小学校3年生の全児童にふるさと歴史館へ来館していただき、展示の見学、石臼ひき、収蔵庫見学等の体験プログラムを実施し、学校との連携により、子どもたちが民俗文化財や公文書等に直接触れる機会を設けております。また、他学年や中学校の歴史館の見学、学校への学芸員の出張講座、民具の実演のための貸出しの依頼があった場合においても、可能な限り対応しております。
 生涯学習事業としても、地域の皆様から、品々ではございませんが、知識、経験を活用させていただき、むさしのばやしチビッコ教室などを実施しております。今後も各プログラムが教育効果の高いものであり続けるよう、学校との連携や地域の皆様の御協力をいただきながら、より充実した授業を展開していきたいと考えております。
 以上です。